・Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀《4》
アニメじゃないので、いつものランキングには入れていませんが、「東離劍遊紀」がおもしろい。
2009年放送のNHK「新・三銃士」(最初の数話だけ見ていた)では、セットに奥行きがあり、カメラアングルも多彩で人形の動きが立体的に表現されていたが、「東離劍遊紀」は、操演技術もCG合成と相まって、格段に進化していた! というか、人形劇を超えた別物というべか。
日台合同企画。台湾の布袋劇プラス日本のキャラデザで、萌えキャラとイケメンになっている。
唇があまり動かず、見慣れているアニメとは違和感があったが、よく見ていると喋る時に顔や手が動き、そのキャラクターが喋っていることを体全体で表現していたんだ。人形劇では昔からやってることなんだけど、久しぶりに見て「思い…だした!」よ。
ハイビジョンの高密度な映像は、アップになる顔も、小道具や背景も、十分アップに耐えられる。雨を降らせての撮影は、人形がずぶ濡れでも大丈夫かな(CG?)。顔に流れる水滴から察するに、浄瑠璃ほどの大きさですね。
敵味方が入り乱れる殺陣と、別カットであろう足の動きを巧みに繋げ、息もつかせぬスピーディーなアクション。
ストーリーは、仲間集めと、敵が味方になったりの型どおりの展開だが、1クールだけ? 駆け足だな。もったいない。
獵魅(リョウミ=CV:戸松遥さん)が死んでしまった(?)のが残念。印象が強かったが、実は2回しか登場しなかったのだ。この後の放送が「リライフ」の狩生だったので、もっと出番が多いと思っていた(^_^;)。刑亥(ケイガイ)の力で蘇って味方になればおもしろいな。
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