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2016年08月13日21:19

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盆なので

日本人は宗教について深く考えない。だから無神論と無関心の区別もつかない。

無神論は宗教に詳しくないと辿りつけない。

俺の家は天台宗なのでお盆になると3日間、夜に御詠歌を約1時間かけて歌う。無神論者のオレにとっては苦痛の1時間だ。でも御詠歌にはご先祖様をお祭りし、鎮魂する、何か不思議な魔力があると信じて疑わないのが一般的な天台宗門徒。般若心経も意味があるのに、その意味も理解せず、ただ唱えるだけで何か有り難いご加護があると信じてる。

日本人は信心深い。お墓参りもすれば、お盆になれば仏壇に何かお供え物をする。

生活の一部になってるだけで、意識していない宗教的事柄は非常に多い。深く考えていないだけ。

お盆にお墓参りをしなければ、罰当たりと非難される。

自分の宗教観の押し付けを平気でする。それが宗教であることの認識は無い。

宗教とは価値観だ。価値観の押し付けを平気でする日本人。

いわゆる保守と呼ばれる人、自称する人は神道を基本とした独自宗教を他人に押し付ける。だから社会に広がりを見せはじめても、内部で価値観の押し付け合いを無意識にやって内ゲバをする。

宗教に関するある種の嗅覚はもうセンスで才能で勉強が出来るできないとかじゃなく、分からない人にはどんなに説明しても分からない。社会のテーゼ。個々人の常識。それを脱皮できる人しか宗教を語れない。だから人は分かり合えるわけがない。宗教戦争は地上から無くなりはしない。
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