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2016年08月12日23:07

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『コクリコ坂から』

『コクリコ坂から』

2011年日本
監督:宮崎吾朗

公開当時に観て、なんだこのクソ映画は!!!
……と思ってたのですが、
今日、テレビでやってるのをボーッと観てたら、
あらまあ、やだ、もう。
面白いじゃないの。

おおもとは1980年作の漫画らしく、えらい古いものなんだけど、
物語の時代設定がそもそも1963年なので、作品的な古さはない。

時代設定、ストーリー、キャラクター、みな良い。
なのになぜつまらない?
気がつきました。
脚本はいいんだ、この映画。演出がダメなんだ。

……と思ったら、あらまあ、やだ、もう。
脚本は父の駿じゃないの。
そりゃ上手くできてるわけだ。

決定的にダメなところは、
ラストがあっさりし過ぎていて、
どこで感動していいのかわからないところ。
ラストさえもっと盛り上げてくれていたら、
あるいは同じ純愛物である「耳をすませば」クラスになれたかもしれない。

「耳をすませば」の最大のポイントは、
おっさんですら【キュン死】してしまう、
恥ずかしすぎるほどの純愛演出。
それがこのコクリコには圧倒的に足りないのだ。

惜しいなあ、、、実に惜しい。
でも、でも、だって、だって。
5年経って今の自分には、それなりに面白かった。
本当に脚本は素晴らしい。
そしてやはり主題歌の破壊力がハンパない。

マーニーは観ていませんが、
返す返すもジブリ解体はもったいない。
このまま吾郎を育てればよかったのに。


2011年鑑賞
★★★★★
今日鑑賞
☆☆★★★
ラストが良ければ、もう一個だった。
1 0

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