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2016年08月08日17:49

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シン・ゴジラ感想。ネタバレ注意!

シン・ゴジラの前評判として、憲法九条のおかげでゴジラ対策が遅れ、事態の悪化を招いた、サヨク涙目wというのがあった。

憲法九条関係無いやんw憲法九条がどうのとか言ってるやつは、アンタバカァ〜?

確かに自衛隊法で出来ること、出来ないことで解釈に迷ってるシーンはあるけど、巨大生物の上陸は東日本大震災以上の想定外の状態だし、自衛隊が巨大生物を攻撃していいか悪いかで政府が悩んでるのは、被災現場にまだ民間人がいるからであり、民間人を自衛隊の武器の巻き添えにしていいのか悪いのかで揉めていた。被災現場から人がいなくなったら即攻撃した。

想定外の天災が起きたとき、独裁国家でない民主主義国家はどう混乱するのか。東日本大震災の記憶がまだ生々しく残ってる現在において、東日本大震災と津波をイメージさせる映像はインパクトのあるものだった。

ゴジラ自体は戦後の無秩序な核廃棄物で独自進化した超生物。どこの国が廃棄したとも、原発の廃棄物とも表現されて無い。でも核が作ったモンスターであり、動く放射能であるから、サヨクだってゴジラを脱原発に使いうる作品でもある。テレビのニュース映像で何ミリシーベルトだからどうのって発表してたりするシーンは反核のサヨクには美味しいシーンだ。

そもそも一番最初のゴジラは東京大空襲なんかのアメリカの暴虐を、ゴジラというもので比喩した作品だったのに、いつの間にやら、反核の象徴に使われてるし、でも放射能を撒き散らすゴジラが愛らしい正義の怪獣に変化してたりする。


自衛隊のヒトマル戦車が砲台をゴジラに向けたまま高速移動したり、自衛隊の動きは非常にリアルだ。でもこの一言が欲しかった「通常兵器では役には立たんよ」

対策本部があわただしく動き出すと、ダンダンダンダデデン♪というエヴァで使われてた曲とほぼ同じ曲が流れたり、アレは庵野のお気に入りの曲なんだなとかw

ゴジラが炎やビームを吐くシーンは、ナウシカで巨神兵がビームを吐く時にやりたかった表現を思う存分堪能したんだなとも思ったwナウシカで巨神兵がビームを吐くシーンは庵野だし。


個人的に気になったのは主人公の長谷川博己が働くこと働くこと。オレの尊敬する「デート〜恋とはどんなものかしら〜」の高等遊民じゃないじゃないかw高等遊民が働くことに目覚めて、総理大臣目指すってサクセスストーリーであるw




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