公楽園

後楽園の誤字ではなくて、公楽園。
　
新潟・燕市に、『公楽園』というホテルがあるのだという。
http://deepannai.info/tsubame-hotel-korakuen/

人呼んで「田んぼの中のオアシスホテル」。

私はしばらく前、１年ぐらい前になるのだろうか、ＮＨＫの人気番組(？)、
ドキュメント72時間という番組でこのホテルの存在を知った。
あまりにもディープな世界で、そのマニアックぶりを味わいたくてマイナーな存在
でありながら日本全国から訪れる人が絶えないのだという。
　　
まず、とても古い、ボロい。　みかけも、中身も。　
昭和の雰囲気がぷんぷんする（らしい）。
最新のテーマパークなどで昭和レトロを再現するのが流行っているが、それとも
少し違って、現実社会が昭和時代のまま引っ張られているんだって。
　　
そこに通い詰める人たちも、何だか味のある、ふつーじゃない人が多いようだ。
　
旧式の自動販売機が並んでいる。
ハムトーストは、マーガリンたっぷりで、従業員のおばさまが手作りでアルミ
ホイルにくるんで自動販売機に補充しているそうだ。

　　　
昨夜、再放送だと思うのだけど、この番組で再び公楽園を見て、改めて行って
みたいなーと思った。　調べてみると、燕市とは言っても弥彦神社に近い方
なのだな、国道１１６号線沿いにあるらしいぞ。
１泊２８８０円だそうだ。　泊まる勇気はないけど、ぜひ見てみたい。
　　
毎年夏に、新潟・柏崎の花火大会を観に行くのを楽しみにしていた。
今年は日程がどうしても合わず、行けなかった。　柏崎からなら、公楽園は
ほんの少しの距離だ。　少し涼しくなった秋にでも、行ってみようと思う。
　
現役のボロボロホテルなんて、考えただけでわくわくしちゃう。
　　
　　
行きたいところと言えば、富士急ハイランドに新しいアトラクションができたらしい。
これも行ってみたいなー。
炎天下で待ち行列に並ぶのは老体には辛いから、これも行くなら秋だろう。
　
まだ本格的な夏が到来したばかりだが、心は既に、秋に向かっている。