東京都知事選は、主要な候補者の他に、
いわゆる泡沫候補と呼ばれるユニークな候補者が多く出て、
政見放送が面白いと思っています。
その面白さに気が付いたのは、1975年(昭和50年)の選挙でした。
この時は美濃部亮吉が3選を果たした選挙です。
立ち会い演説会が開かれ、僕はそれをテレビで観た記憶があります。
右翼の大物赤尾敏、前衛芸術家の秋山祐徳太子さん、窪田志一など
多彩なメンバーで、今も印象に残っています。
秋山祐徳太子さんは、「保革の谷間に咲く白百合」がキャッチフレーズで、
江戸情緒に基づく都市づくりを提唱していたと思います。
窪田志一は、ちょんまげ姿で陣羽織のような物を着て、下半身は赤ふんでした。
被差別部落問題を率直に主張したので選挙公報を削除されました。
立ち会い演説会の時は、ストレートではなく表現していた覚えがあります。
その次の都知事選挙からは、東郷健が立候補しました。
この人が「おかま」と言う言葉を公然と使い始めたため、
全国的に広がったと言われています。
その外、新左翼の太田竜とか、立候補を繰り返したため有名になったドクター中松さん、
ロック歌手の内田裕也さんも出ましたし、青森県五所川原の羽柴誠三秀吉、
建築家の黒川紀章なども出ていましたね。
最近僕のお気に入りは、2011年の都知事選から立候補しているマック赤坂さんです。
今回の政見放送は、コスプレを止めて普通のスタイルで出ているのが残念ですが。
スマイル党総裁を名乗っていて、
スマイル!が一番だとの主張は正しいように思います。
今回の都知事選でネット上の話題になっているのが後藤輝樹さんです。
放送禁止用語を繰り返し使って、NHKの政見放送では音声を消されています。
ノーカット版もネットに流れていますが、僕の好みではありません。
幸福実現党から出ている七海ひろこさんも美人で人気があるようですね。
東京都知事選は、明日結果が出ますが、誰が都知事になるのでしょうか?
この土日は久しぶりに何の予定もありませんでした。
のんびり出来るかと思っていましたが、
色々やらなければいけない事が溜まっていて、少しずつ片付けました。
夕方、窓から吹き込む心地よい風に誘われて昼寝をしたので、
少し休日の気分になりました^^
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