「短時間で満足度を高くするには」という課題において、少人数シナリオだけどNPCがそこそこ沢山出て来てにぎやかな感じにしてみるのはどうだろう?という回答に迫ってみたシナリオです。
OPを重めにしてロールプレイを楽しみ、ミドルは結構さらっと流す感じになっています。少人数じゃないと待ち時間が長くなりすぎてできないタイプの構成ですネ。
■今回予告
武器とは力だ。
棍棒も。ナイフも。拳銃も。戦車も。
それは全て、使い手の善悪を問わずに人を超えさせるモノである。
そして無軌道なエゴのまま振るわれるソレを止められるのもまた、力だけだ。
ビーストバインド トリニティ
『我が手に力を』
心焦がすは魔の渇望、心繋ぐは人の絆。
■レギュレーション
PL人数:2人。なお、サポート能力を持ったNPCが登場しPCを補佐する。
経験点上限:特に無し
使用データ:公式に発表されているものに限り、使用できるデータに制限はない。サバイバーも可。
大罪:『アドヴェント』および該当するデータの載ったサプリメントを所持しているPLに限り、使用を許可する。
但し、大罪はデータだけのファクターではないため、必ず設定をGMに説明した上で許可を取ること。
場合によっては大罪の使用を認めないこともありうる。
配布経験点:特に無し
■特記事項
・本シナリオにおいて、「エゴのロールによる罪の獲得は1シーンに1回まで」の制限は適用されないものとする(1シーンに2つ以上のエゴのロールをして罪を得てよい)
・戦闘難易度は低めである。
■シナリオハンドアウト
●PC1:フリーランスの半魔
絆:安西静玖(あんざい・しずく) 関係:友人などポジティブなもの
推奨ルーツ:指定なし 推奨カバー:指定なし
キミの友人、安西静玖(あんざい・しずく)はかつて魔物事件で助けたことで知り合ったノウンマンの少女だ。半魔であるキミのことをとても信頼してくれている。
少々引っ込み思案で気弱だが芯は強い彼女が、キミに相談を持ちかけた。井筒武流(いづつ・たける)という同級生に付きまとわれて困っているというのだ。しかも彼も半魔らしい。
幸か不幸か実際に対面することになったが、彼からキミは不穏なものを感じた。
【SA:静玖を護る】
●PC2:死霊課
絆:ブラックスミス 関係:敵対
推奨ルーツ:指定なし 推奨カバー:指定なし
かつて、海外での対魔獣警察活動に協力した際、邂逅し取り逃した男「ブラックスミス」。
様々な「武器」を無軌道に売りさばく彼の現在の活動拠点が池袋であると判明した。
再びの邂逅――池袋に危機が迫っているが、同時にこれはヤツを追い詰めるチャンスだ。
【SA:ブラックスミスの計画を止める】
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