ライブ備忘録１２３ ６月１４日 原田侑子、中村月子、やもとなおこ＠渋谷 Last Waltz

この日はブッキングライブで、見たのは二番手の原田侑子さんから。ここ最近よく見ているのではありますが、旅を重ねるうちに想いがさらに積み重なっていって、より熱い歌になってきているのを感じるライブになりましたね。そして、この日はグランドピアノがあるということでピアノ弾き語りでもやりましたが、このバージョンでの「小さな夢」がますます感傷的な、すごく泣けるものになって、これには本当にやられたと思うものがありました。
まあ、最後で歌詞まで「むしくい」になってしまったのは御愛嬌ということでw。

三番手の中村月子さんはおそらく２年ぶりでしょうか。しばらく見ない間に、その儚くも力強い歌声にさらにグッとつかまれる感じになってきましたね。ますます艶っぽく色気あるものになった歌は、どちらかと言うとダークな雰囲気がありつつもすごく人間味のある歌であるから、なかなか気持ちに突き刺さるものがありましたね。なかなか活動が少なくて見れてないですが、やはりクオリティの高い歌い手でありますな。

そしてトリは、やもとなおこさん。あまり東京で普通のブッキングを見ることが無いから、気合いの入れたライブや遠征とは違う雰囲気が意外と新鮮（笑）。ワンマンが終わったばかりだから、余計にリラックスした雰囲気を感じられたかな。というわけで、この日はわりと今の気持ちのままに歌うセットリストだったこともあって、いつも通りのロックさを出しつつも、ゆるっと想いを歌うライブでしたね。そして、「雲の上の舞踏会」がバシッとはまった感じには、ニヤッとくるものが（笑）。