回らなくなったXK X100モータを分解し、ブラシがどうなっているかを調べてみた。予想に反して、カーボンブラシではなく、金属製の板ばねであった。
ただ、その形状が従来の片持ちではなく、両持ちとなっていて、外部振動に対してぶれの少ない構造になっていた。
また、グリースがたっぷり塗布されており、潤滑以外に、板ばねの振動に対しても放電防止や防振用ダンパーの役目をしているものと思われる。
このような改良が衝撃に強いブラシモータを誕生させていたのだ。中国といえども技術改良は着実にに進んでいるようだ。
話は飛ぶが、人が乗れるドローンを中国の企業が開発しており、その飛行動画をyoutubeで見たが、なかなかのものだった。
日本では電波法の規制があり、先進的な製品が作れないことから、今後もドローンについてはバラパゴス状態から抜け出せないだろう。
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