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2016年07月06日10:32

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マレーシアでもあったのか

在ペナン日本国総領事館からのお知らせ


警察当局によるISILテロ事件発表に伴う注意喚起

1 7月4日、マレーシア国家警察は、6月28日深夜にクアラルンプール市郊外プチョン地区所在のショッピングモール内飲食店で発生した手榴弾爆発事件について、ISIL関係者によるテロ事件であったと発表しました。
  警察当局は、6月28日から7月1日にかけて本件事件の実行犯2人を含む関係容疑者15人を逮捕するとともに、2人を公開手配しています。

2 今回、当該飲食店が標的となった理由について、一部報道は、容疑者が(当該飲食店が)反イスラム的であると述べていたこと、また、「当初攻撃しようとしていた店舗が既に閉店していたため、対象を変更した」と伝えています。
  なお、国家警察では飲食店等をはじめとする娯楽施設関係者に対し、「営業時間を遵守すること」、「各種規則規定を遵守すること」を呼びかけています。

3 在留邦人の皆様をはじめ、観光などで短期滞在中の皆様におかれましては、アルコール類を供する飲食店や欧米人が多数出入りする娯楽施設は、テロの標的となり得る一定のリスクがあることをよく認識するとともに、仮にこれらの施設を訪れる場合には、非常口や脱出ルートを念頭に置いた配席や訪問時間帯及び滞在時間の調整などのリスク軽減に注意して下さい。
  ※ オープンカフェスタイルの店舗では、爆発事件を始め銃乱射や刃物による殺傷事件が発生した場合、身を隠したり犯人の接近を阻止することが極めて困難です。

4 報道によりますと、今回の事件関係者がテロの標的として検討していたものとしては、上述した「反イスラムな施設」とともに、「マレーシア政府要人及び政府・治安機関の幹部」も挙がっていたということです。
  従いまして、政府機関の建物や施設や軍・警察施設、国家的重要記念物を訪ねる際は、テロ攻撃に巻き込まれるリスクがあることを認識し、常に警戒心を保持するとともに、状況に応じて訪問する時間帯や滞在時間を調節するなどリスク軽減に努めてください。

5 外出時に事件・事故等の危険に遭遇するリスクを軽減する上では、注意すべき項目をリスト化して、外出する前に確認するのが有効です。
  以下に、外出する際に確認をお勧めしている項目を列挙しますので、ご参照下さい。

(1)外出前の事前検討
  外出の必要性・緊急性があるか、訪問先の事前確認を行っているか、道順を把握しているか
  ※ 集団で外出する際は、万一、諸事情ではぐれた場合の再集合地点等も確認
(2)服装
  動きやすい服装、歩きやすい靴、貴重品は最小限で分散しているか
(3)通信手段
  携帯電話は充電済か、非常連絡先のメモはあるか(携帯電話紛失時用)、電話代はあるか
(4)出発・移動・到着時
  誰かに見られている等「違和感」がないか、殊更に自分を観察・追尾する者がないか
  ※ 必要に応じて後ろを振り返る、故意に同じ順路を繰り返す等で点検する
(5)外出先での留意事項
  観光地や人(タクシー)待ちの際も周辺には注意(視線が1か所に集中しがち)
  ホテルのロビー、大規模商業施設のエントランス、駅・空港・バスターミナルなど「人が自由に往来可能な場所」、「大きな荷物を携行していても違和感を感じない場所」に長時間滞在している不審な者がいないか(これらの場所は、テロ・一般犯罪ともに遭遇するリスクが高い場所)
(6)その他(外出時の着眼点)
  人(雑踏)の流れ、警備員の視線、軍・警察のパトロール状況(人数、規模)、道路上や施設内でのイベント実施状況(雑踏の滞留状況)等に「違和感」を感じたら、その場を離れること

平成28年7月5日、在ペナン日本国総領事館
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