mixiユーザー(id:5376428)

2016年07月03日23:25

189 view

「嫌な女」 「二重生活」

「嫌な女」、

黒木瞳初監督作。
つい先日黒木自身がドラマで吉田羊演じる弁護士を演っていたよな…
と思っていたら、同じ作品を何と映画で しかも監督するとは!
実はTVドラマの方は観ていないだけれど
もう若くはない女二人が主人公のお話は
笑えてしんみり感動できて なかなか楽しい。
しかし…
映画である意味は薄いような気がする。
なんとなれば 映画らしい画は数えるほどしかなくて
後は別にTVドラマでもいいじゃん…って語りで、
セットでTV用のお芝居してるのを観ています…みたいな感じだから。





「二重生活」、

小池真理子の原作小説をNHKドラマ「開拓者たち」「ラジオ」の岸善幸が映画化。
院の卒論で“理由なき尾行”を進められ
マンションの向かいに住む男を尾行し始めた女子大生のお話。
思惟太は小池真理子苦手なので どうかな〜…と恐る 〃 観てみたら…
やっぱり駄目だったー!(笑)
「嫌な女」と違い こちらは立派に映画しているのだが
お話が なんでこんなにつまらんのだろうか…!
役者は皆いいのに 話が超面白くなくて
門脇麦演じるヒロインの“何者でもなさ”にイライラしてしまうし、
向かいの男が不倫してるなんて 絵に描いたようなメロドラマだし、
ゲームデザイナーの同棲相手も
何やら怪しげな担当教授も
キャラが皆 想定内すぎて 全く興趣が削がれる。面白くないぞ!
何が哲学的尾行だよ!とか思ってしまった。
0 4

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する