BBTシンプルシリーズ（５５）『デッドフォール』

　BBTのシナリオを１週間以上作らないのは久しぶりでした。禁断症状が出たのでプレイする見込みありませんが書きました。
　サメ楽しみ過ぎるよ……。


■今回予告

　行き倒れの少女を救った半魔。
　知人の消息を追う半魔。
　２人の道が交差する先、待ち受けているのは――罠。

　ビーストバインド・トリニティ
　　『デッドフォール』

　心焦がすは魔の渇望、心繋ぐは人の絆。


■レギュレーション
ＰＬ人数：２人。なお、サポート能力を持ったＮＰＣが登場しＰＣを補佐する。
経験点上限：特に無し
使用データ：公式に発表されているものに限り、使用できるデータに制限はない。サバイバーも可。
大罪：該当するデータの載ったサプリメントを所持しているＰＬに限り、使用を許可する。
　但し、大罪はデータだけのファクターではないため、必ず設定をＧＭに説明した上で許可を取ること。
　場合によっては大罪の使用を認めないこともありうる。
配布経験点：特に無し

■特記事項
・本シナリオは短いシナリオである。
・よって、本シナリオにおいては「エゴのロールによる罪の獲得は１シーンに１回まで」の制限は適用されないものとする（１シーンに２つ以上のエゴのロールをして罪を得てよい）
・戦闘難易度は低めである。


■シナリオハンドアウト

●ＰＣ１：池袋の半魔
絆：狭霧いざな（さぎり・いざな）　　関係：庇護
推奨ルーツ：指定なし　　推奨カヴァー：指定なし

　あなたは池袋の半魔だ。ある夜、路上で行き倒れていた幼い少女――狭霧いざなを助けた。
　快方したあなたに、いざなは姉と共に謎の研究施設に囚われ、姉によって自分だけは逃がされたことを告げる。
　姉を助けて欲しいと懇願する彼女の願いに、あなたは頷いた。

【ＳＡ：いざなの願いを叶える】

●ＰＣ２：池袋の半魔
絆：狭霧籐花（さぎり・とうか）　　関係：友情
推奨ルーツ：指定なし　　推奨カヴァー：指定なし

　あなたは池袋の半魔だ。あなたの友人・狭霧藤花もまた半魔で、幼い妹のため、危険だが高給の魔獣ハンターとして活動していた。
　ある日、彼女から届いたエマージェンシー。「やられた。妹を助けて」。動き出したあなたは数日後、藤花に託された妹――狭霧いざなと『ＰＣ１』をその目にした。

【ＳＡ：藤花を助ける】


■ＮＰＣ

◆狭霧いざな（さぎり・いざな）　外見10歳　女性
ルーツ：妖精？
エゴ：役に立ちたい
　行き倒れていた少女。非常に憔悴している。半魔。

◆狭霧藤花（さぎり・とうか）　外見16歳　女性
ルーツ：造られた怪物＝電脳魔術師
エゴ：妹を守りたい
　異形化した肉体ゆえに、ハンターとして食い扶持を稼ぎながら妹を養っている半魔。その過去は語らない。改造手術により電脳適性が高い。善人。