青山繁晴氏は本物だ

　かの青山繁晴氏が選挙に出るとは驚いたが、インターネットで彼の選挙演説を聴いてみると、これまた、その内容に驚いた。

　その中身は具体的で、彼自身がやっている事、足を使って集めたことを基軸として、日本という国のあり方および、日本人の在りかたを熱意をこめて演説している。

　メタンハイドレートをはじめとする海洋資源の活用による日本経済の活性化、それを世界に向けて安価に提供してエネルギーの争いを減らすこと、日本の安全安心な農業成果物を世界に届けることなど、日本だけの国益に留まらず、人類全体のことを念頭に置いている。

　従来の、具体性のかけらもない理想論に終始してきた選挙演説とは、天と地ほどの差がある。彼の言う事はどれも相手への思いやりがあり、一方的な攻撃とかではなく、こうした方がいいというアイデアに満ちている。

　これはもう、この人のＩＱというか、脳のレベルが一段高いという感じだ。脳のレベルが高くないと、相手のことを思いやり、実現可能な具体策を提示し、それを熱意をこめて、分かり易く伝えることなど出来はしない。

　そして、この人の根っこは、世界の争いを少なくしたいという愛情だなと思えた。こういう人こそ世界の救世主というべき人だ。メタンハイドレートの特許を無料で提供し、世界の誰もが使えるようにと考えているのは、まさに地球規模のスケールだ。

　日本だけでなく、世界のために期待したい人物である。