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2016年06月30日02:02

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ガープス妖魔夜行「エリナが揺れる庭」 あらすじ+登場NPC紹介

単発予定だった妖魔夜行をPC入れ替えありの不定期キャンペーン化することに
したので前回のセッションについてまとめておきます。


<あらすじ> ※間違っていたらごめんなさい・・・後で修正します

地方都市N市に新しく誕生した妖怪ネットワーク 「レストラン フォークロア」。
顔合わせのちょっとしたパーティーも終わり、ネットワークとしての活動が始まりました。

フォークロアの近くにある住宅地にはバラ屋敷として評判の洋館があります。
夕方のローカル番組に座敷童が出る家(?)として取り上げられたり、
白いワンピース姿の美女の幽霊が出るとネットで紹介されていたり、
バラ屋敷に忍び込んだり勝手に出入りしていた人間が不幸な目にあったり・・・。
どんな妖怪なのかはわかりませんが何かがバラ屋敷に存在しているようです。

妖怪の存在が表沙汰になるのは困るものの、不幸な目にあっている人間は自業自得
でしかないケースが多く(勝手に庭に入って好き放題していた近所の主婦がコガネムシに
集られる、など)様子を見ようということに。

とりあえず評判のバラの庭見学ついでにバラ屋敷に行ってみた一行。
バラ屋敷の周辺をウロウロしていると一人の若い男に声をかけられました。
彼の名前は犬塚 直道。バラ屋敷の住人である支倉 遼太郎の大学の後輩でした。
支倉は半年前に事故に遭い、目が見えなくなっていました。
そのため今は後輩の犬塚と昔からの幼馴染の星野 健斗、そして通いの家政婦キヨさんから
手伝いを受けて生活しているのだそうです。

犬塚のはからいと、偶然PCの一人が支倉とあっていたこともあってすんなり庭に入れた一行。
妖怪の気配がないか、まず庭で妖力感知をしてみたところ、庭に同行してくれていた犬塚から
反応が。どうやら彼は妖怪のようです。
庭の探索が終わり、今度は招かれた屋内で再度妖力感知。
姿は見えませんが、まるで支倉の背後に控えるような位置に妖力を持った何かが存在している
ことがわかりました。
また、妖術で思考を探ってみたところ、犬塚と支倉はその妖怪のことをエリナと呼び、
その存在を認知していることが判明しました。
その後様々な情報を突き合わせた結果、バラ屋敷にいる妖怪がリャナンシーであることを
突き止めた一行。
後日連絡を取って呼び出した犬塚から詳しい事情を聞くことができました。

犬塚は送り犬という妖怪の先祖返りでした。
エリナはずっと前からバラ屋敷に住みついているリャナンシーで、犬塚は彼女の
唯一の相談相手であり供給源(※リャナンシーは異性の精気を糧にする妖怪)。
エリナは別に支倉にとり憑いているわけではなく、よそで(今は犬塚で)精気を賄いつつ
献身的に彼や庭のバラの世話をしているだけだとのことでした。

放っておいても大丈夫そうではあったのですが、いくつか気になることが。
エリナは「かんしゃく」持ちかつ支倉に対しては非常に過保護。
庭に勝手に立ち入る無作法者だけではなく、最近は支倉のもとに金の無心にくる親戚まで
現れてエリナは非常にピリピリしています。
もし支倉に何かあったら人を殺してしまうのではと犬塚は心配しているようでした。
また、半年前の事故についても不可解な点があるのだとか・・・。

調べていくうちに、実は事故の原因が支倉の叔父(金の無心に来たことがある親戚)が
わざと車道に突き飛ばしたことにあると判明。
一行は、支倉の安全を図るためにもエリナと接触しようとバラ屋敷へ。
エリナという謎の存在が自分のそばにいることを感じつつもそれが何なのか追及することを
避けてきた支倉に、フォークロアの面々は妖怪というものの存在について打ち明けます。
突然の話に困惑し、受け入れるのに時間がほしいという支倉。
フォークロアの面々に対しては沈黙することを選んだエリナ。
支倉の安全が心配でしたが一旦フォークロアへ引き上げることとなりました。

その日の夜、バラ屋敷の二階に忍び込んでいた支倉の叔父が、二階からの物音に気付いて
確かめに上がってきた支倉を階段から突き落とすという事件が発生。
(そばにいたエリナが支倉を抱きとめたため支倉は気を失っただけ)
怒りに我を忘れたエリナが支倉を殺そうとした犯人を追い回し、バラの蔓を操って首を締めあげ
ているところに犬塚とフォークロアの一行が駆けつけました。

人間を殺させるのはまずいと止める一行と、邪魔をするなと暴れるエリナで戦闘に。
正気に戻すためにいくらかダメージを与えつつ説得を試みる一行。
なんとかエリナを止めることに成功します。

「私がいるからいけないの?私が、人間の命を奪うことしかできない妖怪だからリョウが
 幸せになれないの?」
自分が人間に害を及ぼす妖怪であることをずっと気にしていたエリナ。
泣き崩れてしまった彼女を犬塚はそんなことはないと言って抱きしめるのでした。

その後支倉を二度も殺そうとした犯人は(さんざんフォークロアの面々に脅された後)警察へ。
支倉は気持ちの整理がついたのか、妖怪という存在について受け入れることができた様子。
フォークロアの面々と楽しそうに話す支倉を見て、やっとエリナの顔に笑顔が浮かぶのでした。



<登場NPC>

エリナ:アイルランドから白いバラとともに渡ってきたリャナンシー。
     エリナという名前は一度だけ支倉に姿を見られたときにエリナ(白いバラの品種の一つ)
     のそばにいたことからつけられた。(バラの妖精だと思われたらしい)
     妖精ではあるが性質的にはサキュバスに近い妖怪。

犬塚:通称は「なお」。送り犬。支倉の大学の後輩であり、エリナのよき理解者(兼 食料)。
    女好き。先祖返りで妖怪の力に目覚めたのはわりと最近。
    目下の悩みはいつ先輩(支倉)に自分が妖怪だと打ち明けたらいいのかタイミングが
    つかめないこと。

支倉:事故で視力を失った大学生(現在休学中)。通称「りょう」。
    妖怪という存在を受け入れ、フォークロアの面々と交流を持つようになった。

おまけ

田中:バラ屋敷の庭に忍び込んでエリナに生命力をちょっぴり吸い取られた地元の学生。
    道で倒れているところをPCの一人である熱血先生(火喰い鳥)に発見された。
    先生にかつがれて病院に運ばれてからというものあれよあれよというまに家バレ
    するほどの仲(?)に。
    たぶん次回のシナリオ「ハナの歌」にも出ます。

















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