先日プレイしたBBTのレポであります。
「継承者」をテーマに、どっかりと腰をすえて取り組んだ傑作シナリオをプレイさせていただきました。
■BBT『慚悔のアグレッサー』
シナリオ&GM:シェンツさん
▼桐生みな/人造アラミタマ実験体参拾漆号 外見10前後、女性
サポーター ドラクル=継承者=造られた怪物
大罪:ヒトの眩しさに魅せられて
エゴ:痛みに負けない
超兵機関アラハバキの実験体。体が崩壊し続ける失敗作だが、治癒能力を持つシナリオ絆によってまともな生と愛を知ったのが1945年。当時は健気ヒロインロールだったが、今やすっかりのじゃロリババア。
PLは田中。
▼鴻ノ巣 泪(こうのす・るい)/"紅き聖杯(バルトロメウ)" 16歳男性
ディフェンダー ニュービー=造られた怪物
大罪:内なる真魔
エゴ:我渇きたり
バルトロメウ計画"と呼ばれる狂った計画の果てに製造された、人型の願望器。
利用されるための生というトラウマに向き合い、青臭い部分を抱え込み、厳しい現実の中でも絆を信じて走り抜けるジュブナイル2016。
PLはコバヤシさん。
▼王 大口(ワン・ターコウ)/龍気兵(ドラグーン) 32歳男性
ディフェンダー 機動警察=風水師
エゴ:龍脈を乱す者を倒す
特機二課から死霊課に出向中の、龍脈ドライブを積んだ機動ユニットを駆るテクノ風水師。落ち着いて自分の分を弁えた大人の男。
「龍脈」をキーワードにどんなところからでも状況を自分に繋げてモチベを精製するぞ。
PLはよねちょさん。
▼猫崎 美亜/エージェント猫崎 23歳女性
アタッカー バステトの子ら=RELIC
エゴ:昼の世界を守る
RELIC所属の凄腕エージェント。猫特有の身体能力と強運であらゆる状況から生還する。
ゆるくて適当な外見とは裏腹に、「力と社会」のかかわりについては、特調っぽいシビアな見解を持ち、大罪持ちとか経験点が天元突破してる連中には決して心を許さない。
PLはショウジさん。
以上4名の半魔が、池袋に蘇った最強超兵3人衆と激烈バトルを繰り広げて参りました。
シナリオに仕組まれたものも、PC単位で設定したものも、まさに「エゴと絆」がぶつかりあい繋ぎあう、実にBBTらしいセッションになりました。
非常に練りこまれたシナリオで、登場する3人の強敵――超兵は、普通のシナリオなら1人で物語を背負えるレベルの個性とデータを有しています。それを1本のシナリオで、しかもテンポよく遊びつくすッ! 物凄いゴージャスなプレイ感覚でありました。すげえよシェンツ先生は(毎回思う)。
参加者は全員TRPG玄人で、泪の完全に周りの流れを見切った上での衝突と離別とか、猫崎が大罪野郎2人と全然仲良くしないことでモチベつくるロールとか、王の龍脈ギアの具体的な演出とか、切れ味鋭いロールや演出が飛び交うセッションとなりました。こういう瞬発力は「ノってる」ときが最大出力を出すので、今回は(も)破壊力が凄かったです。
自分はPC1で思う存分好き勝手やらせていただきました。皆さんありがとうございました!
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