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2016年06月19日20:03

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水難事故の恐怖

■74歳男性、用水路に流され心肺停止 大雨の鹿児島
(朝日新聞デジタル - 06月19日 12:43)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4051304


熱い日が続き、川や海にレジャーに出かける方も多いと思います。そんな方々に毎年のように起きるのが水難事故です。


皆さんは1999年8月14日の玄倉川水難事故を覚えているでしょうか?当時、神奈川県足柄上郡山北町の玄倉川の中州でキャンプをしていた25名のうち18人が増水した川に流され、13人の死者を出した悲惨な事故でした。


この事故前日には、天気予報でも熱帯低気圧が発生し大雨をもたらす危険性が高くなっていました。ダムの管理職員は下流にあるキャンプ場へ大雨に伴う増水の危険を警告していましたが、これにより大半の行楽客は退避したものの、事故に遭った25名はその場に留まっていました。


玄倉ダム管理職員は再三にわたって警告をするも、一行はこれを拒否、その後警察官と共にダム職員が再度退避勧告を行うと、7名が退避に応じましたが、残りの18人は退避する仲間の呼びかけにも応じず留まりました。警告を繰り返す職員や警察官に対し一行は退避勧告を嘲笑したあげく、「失せろ」、「殴るぞ」、「地元民は臆病者」などと言い放っていたと言います。


その後も警察官が退避勧告を行うものの一行はこれを拒否し続けました。


そして翌朝未明に神奈川全域に大雨洪水警報が発令されました。この前日にも警報は出ており、この警報は2回目の発令でした。一行は増水に気付くも、既に避難できる時期を逸しており、自力での退避ができない状態でした。


そして現場の救出活動がおこなれれていましたが、午前11時40分一行は流され、岸に投げられた子供1名と奇跡的に対岸に流れ着いた4名は助かったが、残り13名は行方不明となりました。


翌日、警察、消防、自衛隊約340名による捜索活動が行われました。同日午後には2名の遺体を収容、その後、民間協力者の捜索も行われ、10名の遺体を収容しました。半月後の29日には最後まで行方不明だった1歳児の遺体を収容したそうです。


皆さんはこれからの水のレジャーにはくれぐれもお気を付け下さい。また増水した川、用水路には極力近づかないでください。また天気予報はこまめに確認し危険予測を怠らないでください。
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