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2016年06月18日22:31

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【雑記/News】ヘイトスピーチ規制と言えば聞こえはいいが

その実態は異なった、というのが6月初旬の川崎の話だべ。

あれは世の中様々な話題、AtoZがある中で、ある集団がAについて問題発言をしたことを理由に、
Bについて発言することをやめさせたという事象。
川崎の場合は、

    A:差別的発言・ヘイトスピーチ(差別発言、民族批判)
    B:デモで主張する予定である共産党批判(政党批判、内政への主張)

に該当するわけです。
関連性のない話題性にも関わらず、Aが!Aが!と喚いて実力行使でぶっ潰したわけです。

さてそのうえで考えてみれば、『ぶっ潰す理由がAであること』が重要であり、
このお題目さえ確保してしまえば、ぶっ潰す対象は何だって選べるのですよ。
よって

       「Aで問題がある限り、BだけでなくCtoZの各論をぶっ潰すことだってできる。」

ということができる、いや出来てしまったというのが大問題。

ちょっとした批判したくらいでもヘイトスピーチ論者なんて言われる今の時代、
こんなの許容するのは言論弾圧の促進以外の何物でもない。

一応お役所がヘイトスピーチとは何ぞや、というところを対策法で方向づけたこともあるから
その方向性にしたがっている限り、あれもこれもヘイトスピーチだー!と勝手にほざこうが
知ったこっちゃないのですが、
法理念にしたがっているかどうかの裁定なんて、どうやっても主張・行動の事後になる。
(もし事前に調べるとか言おうものなら、最悪検閲とされて憲法違反食らうしね。)

現状では裁定が下る前に、その時その場所で活動しようとして、主張と関係ない話題で潰される、
という危険性がいつまでも付きまとう。

さて、これって表現の自由、言論の自由の考え方としてあるべき姿かね?

この記事でいかんのはそもそもデモの目的がなんだったのかが正確に書かれていないこと。
故に単純にヘイトスピーチに反対している団体が立ち向かって打ち勝ったのだという
いかにもな美談にしか聞こえない。

でも実際はそうじゃないんだってことを認識したうえでこの一件は考えないとあかんですよ。

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ちなみに。

このデモで主張される予定だったのは
http://www.koudouhosyu.info/skantou/scheduler.cgi?mode=view&no=1013
だそうです。

基本的に国内勢力への批判、「ある議員」の落選運動主張ってところですかね。
ある議員についてはヘイトスピーチ反対!といいつつ、
支持しないものに対しての悪口雑言は遠慮なかったですからな。

あくまで国内勢力への批判がメインなので、「本邦外出身者に対する不当な差別的言動」
ではなかったと。

日ごろヘイトスピーチをしているんだから嘘に決まってる!とか言うのなら、
それは最悪近現代の価値観すらも否定しかねない発想だから気をつけてね。
疑わしいだけなんだけど罰してもいいよね、とか言ってるようなもんですから。


■阻止されたヘイトスピーチ 対策法で根絶なるか
(dot. - 06月18日 07:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=173&from=diary&id=4049597
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