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2016年06月17日18:59

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先週末BBT戦記(3)

 もう先週末どころか先々先週末じゃねーかーッ!! すいません、シナリオ作ったりセッションしたり忙しくて更新が滞りました。

 というわけで5月の三日連続セッションのレポート・最終章です。
 ソエジマさんと、5年ぶりくらいに一緒にBBTしました。うっほほいほい。


●日曜:『エネルギー黎明』 GM:田中


▼柏木稔  65歳 男性
サポーター 天狗=メディア
エゴ:自然と共に生きる
 元は辣腕のテレビジャーナリストとして鳴らし、勇退した後65で天狗の血に目覚めた悠々自適のネイチャーフォトグラファー。
 この年齢でも新しい学びを得られるゾ!とポジティブな爺さん。
 半魔で引退してるところ以外は、外見過去言動全てが池上彰。(たまに水谷豊にもなる)
 PLは異常な池上彰トレスクオリティを誇るソエジマさん。

▼ビィ=ビィ/巣の無い女王  外見17実年齢1桁 女性
ディフェンダー 魔蜂族
エゴ:わたしはひとり
 魔蜂族の新たな女王でありながら異常な変異体となって生まれた。「同族」とその維持・発展に価値を持たず、自分こそが「種」そのものであるとするエゴゆえに、自分を除いた巣の全ての「同族」を食べ尽くした。今も、使い魔っぽい自分の子飼い(文字通り)の蜂をおやつに食べたりする。
 PLは、初対面のソエジマさんがいても躊躇無く異形系ヒロインを投擲するエッジランナー・ショウジさん。

▼星川 刻  永遠の14歳 男性
アタッカー 魔神=マジシャン 
エゴ:世界の維持
 浮世離れした雰囲気を持つ少年。魔神と人の間に生まれ人の世界の維持を目的として動いているらしい。
 「ダークパワー」という由来不明の超パワーを振るう魔少年。思わせぶりな言葉を吐き続けるがその過去や真実は謎に包まれている。一歩間違えると胡乱である。
 なお、普段はドラマチックベースボール軍団横浜ベイスターズのマスコットの中に入っている疑惑がある。なんでその画像を選んだのさ。
 PLは、あらゆる角度から中二を返せるマッハ中二突きの使い手・アカメさん。



 流石TRPG玄人のお三方が揃うと、僕のシンプルなシナリオでもこう絢爛に化ける!という感じの大満足セッションとなりました。

 アカメさんの考案した「ダークパワー」という言葉の、わかりやすさと身も蓋のなさの絶妙なバランスが卓の中で多いにウケ、多分セッション中一番発話された言葉はぶっちぎりで「ダークパワー」だったんじゃないかな…シナリオにはビタイチ関係ないのですが、インパクトが凄過ぎた…。

 インパクトといえば、ショウジさんの異形ヒロインは、BBTお久しぶりなソエジマさんに新鮮な感慨を与えていたようです。(ダブルクロスじゃこうはいかない、とか言おうと思いましたがショウジさんの異形ヒロインはダブルクロスの方が寧ろ悪化することを思い出して口を噤む。)

 そして何より、最大のインパクトをもって迎えられたのは、なんといってもソエジマさんが満を持して投入したPC1・池上彰でしょう。おかげで、

・池上彰の口から真顔で「ダークパワー」「愛と罪」などの伝奇ワードが垂れ流される。
・池上彰がヒロインを救うために全力疾走。
・池上彰の背に漆黒の翼が現れ、空を舞う。
・池上彰が超高速移動攻撃を仕掛けて、降臨した天使の軍勢が一瞬で全滅。

 などの、池上彰にカメラを据えた面白シーンが無数に量産されることになったのでした。

 ソエジマさんの池上彰トレス精度が異常に高くて、「池上彰ならそんな口調でそんなレスしそう!!」と思わせる素晴らしいロールプレイングも腹筋によくなかった。

 微笑みながら「いやぁ、やっぱり半魔っていうのは世界の危機とかに関わったりするんですねぇ〜」って週刊子どもニュースでお父さん役やってたときみたいな口調で言われたときはマジで一歩にボディブロー貰った唐沢みたいな顔になってましたよ。

 しかも、ただ面白いだけじゃなくて、「メディアとしては一度仕事を終えていて、天狗としては一年生」というBBTならではのギャップをきっちり演出してくる手際のよさ。いやはや御見それしました……。

 というわけで、個々の全く違う方向を向いてる個性がぶつかりあって化学反応を起こし腹筋を爆破する、TRPGの妙味を味わえました。皆様楽しい時間をありがとうございました!
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