mixiユーザー(id:21183267)

2016年06月10日00:02

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天邪鬼

人間とは面倒くさいもので、自虐的な情報にばかり接していると、その内に「絶対に成功しない」という結論を頭の中で固定化してしまい、固定観念を否定する情報を何とか再否定しようとします。

「現在の日本はデフレギャップ(需要不足)であるが、生産年齢人口比率が減少しているため、将来的にインフレギャップ(供給能力不足≒人手不足)に陥ることは確実だ。

よって、政府は交通インフラを整備し、全体的な生産性向上を目指す投資をするべきである。

民間は、人手不足を補うための技術開発投資、設備投資を拡大するべきである。

政府や民間が生産性向上を目指す投資を実施すれば、現在の需要不足(※投資は需要の一部)を解消できると同時に、
将来の生産性向上で人手不足を解消できる」と、ごく普通の「正しい解決策」になります。

日本は「幸運」なことに、生産年齢人口比率低下により超人手不足になっていくため、生産性向上のための投資をすることで「経済成長の循環」に乗ることが可能なのです。

「インフレギャップ⇒生産性向上⇒実質賃金上昇⇒需要(消費や投資)が増える⇒インフレギャップ」という経済成長の循環が始まれば、国民は豊かになっていきます。

ところが、世の中には「天邪鬼」が少なくなく、「新幹線を整備すると、地方から東京への人口移動が進むだけ」「第4次産業革命で生産性向上が進めば、失業者が増えるだけ」などと、正しい解決策を懸命に否定しようとするわけです。

実際には、新幹線が整備されると、地方のサービス産業の商圏=市場が大都市部(東京圏など)に広がり、地方経済が活性化します。

そもそも、新幹線整備で東京と短時間で行き来が可能になり、事実上、東京圏を商圏と化すことができるのに、何故にわざわざ東京に人口が移動しなければならないのでしょうか。

現在の東京一極集中の真因は、東京圏のサービス産業の雇用創出力が大きいためです。

新幹線で地方と東京圏を一体化することで、人口ではなく「雇用創出力」を、東京方面ではなく「地方方面」に移動することが可能になります。

そんなことは、少しでも考えれば誰にでも分かるはずなのに、交通インフラの整備に反対するために「新幹線整備で東京一極集中が進む」などと滅茶苦茶を言い出すわけです。

あるいは、第4次産業革命で生産性が向上すれば、単に日本の人手不足問題が解決に向かうだけの話です。

もちろん、何十年も経てば、技術進歩が技術的失業を深刻化させるのかも知れません。

とはいえ、とりあえず目先の問題は「人手不足」なのです。

それを生産性向上で解決しようと提案すると、「何十年後の技術的失業の可能性」を持ち出し、全否定しようとするわけです。

要するに、物事を解決したくない、あるいは「解決することを望んでいない」人が、我が国には少なくないのです。

この手の「天邪鬼」に対抗するためには、果たしてどうすればいいのでしょうか。

正論を、論理的に、繰り返し、繰り返し述べていくしかありません。
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