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2016年06月05日07:55

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BBTシンプルシリーズ(47)『バロック・ドールズ、ブラッディ・ロンド』

 オンセ用に、5,6年前に造ったシナリオをリファインしました。露骨にコバヤシさんの『Excape from Labyrinth』の影響を受けてることに造った後で気がつきました。
 でもまあ、なんだかんだで、5,6年前よりもシナリオ作るの上手くなってる気がするのん!という気持ちを味わえたのが最大の収穫でしたね!
 セッションのほうは、いつもはとにかく悪くて元気な奴を殴る展開をやっていたので(それこそシンプルに)、今回の「完全に悪いと言い切れないドミネーター」はどう受け止められるか少し不安でしたが、楽しんで頂けたようです。
 平行線の問答は楽しいけど見切りを早めにしないと長引くな!というのが反省点でしたネ。
 あと、寒天さんの「プレイ中にセッションにイラストがついていく」プレイは凄まじいものがありました。イラストでエゴのロール表現して罪を獲得するプレイングなんて聞いたことないよ……。やはり人類ではない……。

■今回予告

 男の幸福は、ある日突然失われた。
 世界の理不尽に男は怒り、失われた物の再生を求めた。
 ――たとえそれが、如何なる代償を要したとしても。
 その愛の重さ故に絆はエゴと化し、暴走を開始する。

 かくてエゴによって生み出さた人形たちによる、血腥いロンドが始まる。
 踊る舞台は、ここ、池袋。

 ビーストバインド トリニティ
 『バロック・ドールズ、ブラッディ・ロンド』

 心焦がすは魔の渇望、心繋ぐは人の絆。


■レギュレーション
PL人数:2〜5人。詳細は後述。
経験点上限:通常は50点、大罪を取得している場合0点、DFなら前述に加えて+10点
使用データ:公式に発表されているものに限り、使用できるデータに制限はない。サバイバーも可。
大罪:『アドヴェント』を所持しているPLに限り、使用を許可する。
 『吸血魔街』の大罪を使用したい場合は、『アドヴェント』に加えて『吸血魔街』も所持していれば使用を許可する。
 但し、大罪はデータだけのファクターではないため、必ず設定をGMに説明した上で許可を取ること。
 場合によっては大罪の使用を認めないこともありうる。
配布経験点:特に無し


■シナリオ・ハンドアウト
 人数が3人未満の場合、番号の小さなハンドアウトを優先する。
 PLは、以下のハンドアウトから1つを選択すること。

●PC1:追われている少女セスカを助ける
絆:セスカ  関係:幼子
クイックスタート:幻想の乗り手
推奨ルーツ:指定なし  推奨カヴァー:指定なし

 ある夜、キミは集団に追われ、傷つけられている少女を救った。
 セスカと名乗った少女は、たどたどしい口調で「これからよくないことが起こるから止めて欲しい」とキミに懇願する。
 その必死さに、キミは少女の頼みを受け入れることにした。

【SA:セスカの依頼を果たす】

●PC2:PC1と親しい。錬金術師ヨハン・シュミットと因縁がある
絆:ヨハン・シュミット  関係:敵対
クイックスタート:血塗られし魔剣
推奨ルーツ:指定なし  推奨カヴァー:指定なし

 錬金術師ヨハン・シュミットは、<人形たち>と名付けた、全員が同じ顔の私兵集団を抱え、夜の世界に派遣していることで知られている。
 キミはもう一歩踏み込んでそれを実感している。つまり、<人形たち>によって、邪悪な魔獣を取り逃してしまったことがあるのだ。
 少しの時が経ち、その魔獣を倒すことに成功したキミは、友人である『PC1』が、<人形たち>と同じ顔の少女を拾ったことを知る。
 因縁に決着をつけろと、運命に言われている気がした。

【SA:ヨハン・シュミットを倒す】

●PC3〜5:フリーランスの半魔
絆:桐生桂花  関係:ビジネス
クイックスタート:這い寄る神話生物、吸血姫、ユーレイ少女
推奨ルーツ:指定なし 推奨カヴァー:指定なし

 キミたちは、夜の世界の事件解決を請け負う半魔だ。
 バー・ルーナンに呼び出された君たちは、桐生重工の重役、桐生桂花から依頼を受けた。
 それは、『PC1』、および『PC1』が保護した少女を助けるというものだった。
 危機に瀕した子どもを助けるとは、裏社会らしからぬきれいなお話だ。
 たまにはそんな話もいい。キミたちは依頼を受けることにした。

【SA:桂花の依頼を果たす】
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