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2016年06月05日02:07

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ブラック企業が無くならない本当の理由

■ブラック求人、罰則強化を検討 厚労省、審議会で議論へ
(朝日新聞デジタル - 06月04日 08:27)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4026477

《警告》

長文だけど重要な事書くね。
ブラック企業問題に関心ある人は必読すべき。

《ブラック企業は永遠に不滅です!》

労働条件が悪いブラック企業が此処数年問題になっているが、その多くは【ブラック企業を潰す方向でメディア・政府・国民は連動している。】
でも現状【幾ら自殺者が出ようがブラック企業は絶対に潰せない】
もっと言うと【そもそも潰す必要がない】


《ブラック企業が無くならない理由》

そもそも何故ブラック企業はなくならないのか?これを言及している人が実際殆ど居ない。
政府もマスコミもブラック企業は悪いですねぇとしか言わない。
罰してやる!禁止してやる!というだけ。
でも本音はわかってる、【いくら法整備をしたってブラック企業は無くならない】
だって【ブラック企業を辞めた後の転職先が無いから】
だから必然的に【ブラック企業を辞める事は出来ない】

《ブラック企業問題の本質》

新聞・政府・国民含めて、何故待遇が劣悪なブラック企業が成立して其処に働いているしまう人達がいるのか?という【発生する仕組みについて論理的に考察している人が全く居ない】
故に、【ブラック企業はなくならない】
問題の本質を理解していないから。

んでその答えは、【日本にはまともな企業が無いから】
これで全ての事が説明出来る。

何でブラック企業が成立するの?→他に働けるまともな企業が無いから
どうしてブラック企業で働くの→他に働ける場所がないから

つまりブラック企業が無くならない本当の理由は【労働者に職場を選ぶ選択肢がないから】
言い換えれば【事実上の職業選択の自由がない事】、これが【ブラック企業が無くならない本当の理由】

だってそうでしょ?
仮にブラック企業潰れたらブラック社員は何処で働くの?

ニート?
ホームレス?
生活保護?
犯罪者?
自殺?

ブラック企業以外の転職先が事実上ないんだから上記5つの道しか選択肢がないじゃない。
これを選べないから【どんなに過酷でもブラック企業で働かざる得ない】
つまり【ブラック企業は無くならない】


《ブラック企業を無くすには?》

ではどうしたらブラック企業を無くせるのか?
それには【もっとベンチャー企業を増やしていくしか無い】

ベンチャー企業ってのは新しい企業、将来優良に企業になるであろう企業をどんどん増やしていく、これしかない。


《ベンチャー企業を増やすには?》

ではベンチャー企業を増やすにはどうしたらいいのか?
実は【これこそ本当に政府がやる事でブラック企業に罰則を与える事ではない】
政府が今一番経済対策でやるべき事はブラック企業を潰す事ではなく、【起業しやすい土壌を作って起業家をジャンジャン量産していく事】


《起業家を増やすには?》

じゃあ起業家を増やすにはどうしたらいいか?
現状日本は【起業家が育ち難い土壌にあります】
これを改善しなくては起業を量産する事は出来ません。

《嫌儲主義を否定する》

これが【多くの人が起業家を目指さない一番の理由。】
起業とは【儲ける事】
つまり【儲けを否定したらそもそも起業なんてしたくない】
だから【低賃金労働でも構わない】
この【嫌儲主義こそ日本の経済の足を引っ張っている根源】
まぁホリエモンや若手起業家に対しての世論の反応が物語っていますね。
【儲ける事はズルい事で悪い事だと思っている日本人が多いことが一番の問題】
【儲ける事は凄い事・カッコいい事、といった憧れの対象にする】事が起業家が生まれ易い土壌作りには必須です。
理想は【スポーツ選手よりも起業家の方がカッコいい】位の認知度迄は高めたいですね。
だって遊びの延長のスポーツ選手より断然他社にも利益を生み出す起業家の方が【憧れて当然だと思います。】
これは【政府主導でイメージ戦略に取り組んで行くべきでしょう】
【政治の仕事は雰囲気作りと規制緩和ですから】


《正規雇用を減らす》

これはまぁ承認され難いだろうが荒療治で、企業せざる得ない状況を作ってしまう。
起業よりもオイシイ状況があれば皆そっちを選ぶので、起業以外の選択肢を削ってしまう、さっきのブラック企業以外の選択肢がないのと同じ発想ですね。
これにより【優秀な人が正社員→起業家になりより起業家の成功モデルが増えます】
米でもヨーロッパでも先進国では【正社員の待遇が悪いので正社員に至上主義がありません。】
だから【優秀な人間が起業して成功する事例が多いのです。】
今の日本は【優秀な人間ほどサラリーマンをやりたがる】ので【より起業の成功事例が少ないわけです。】
因みにサラリーマン化する前の日本は、欧米同様サラリーマン優遇という仕組みが無かったので、今以上に起業で成功し易い土壌がありました。


《社会的に信用を与える》

起業すると必ず躓くのは【起業家は審査が降りないので借金やローンが組めない事】
これはかなりの壁で、結果【起業したくても資金不足で企業が出来ない】
つまり【参入障壁が高いわけです】
この解決策は【政府が規制緩和して後押しするしかないでしょう】

《総括》

結構色んな事を説明してきましたが、まとめるとブラック企業を無くすには【ブラック企業を潰す必要はない】という事です。

ブラック企業を無くしたいのであれば、【皆が起業家が発生しやすい土壌を作り、新しい企業がどんどん出てきて、更に淘汰され残った優良企業をどんどん増やしていく。】
これしか【答えはないし正解は無い】
これをやれば法的に潰さなくても労働者がブラック企業から離れていくので、ブラック企業は必然的に潰れます。

問題の本質を見極めた上で何が必要なのか?を論理的に理解出来ればブラック企業は消え不景気も無くなり、私達の暮らしは今以上により良い物へと変わっていく事でしょう。

参考 
https://qixil.jp/q/284?comment_type=like_comment&like_comment_page=2&_=1465056830539

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