【社会】まずは「クニノシャッキンガー」を粉砕してからですね

　確かに外部指導者にお願いできるならいいことですけどさすがに指導者の方に手弁当でボランティアの感覚でやっていただくことには限度があると思います。となるとそれなりの報酬を部活動ごとにということになるかと思います。


　自民党の議連さんはこの国の真の主権者様であらせられる財務省に首を縦に振らせることはできるのか訊きたいですね。財務省は外部指導者どころか教員そのものを減らす気満々でこの話聞いたら「とんでもない」と思っているんじゃないですか。それに「国の借金問題」を恐れ「クニノシャッキンガー」とか「コクミンヒトリアタリノシャッキンガー」と言っているうちは無理なことだと思って諦めます。


　しかし個人的には進めて欲しいアイディアだと思います。結局部活動も校務分掌の一環として機械的に割り振られる部分があるので経験値が浅い先生が指導されることもあり、それが負担になってしまいには心身をお病みになる要因になるわけですからそれよりは専門家の方に指導していただく方がいいと思っています。昔常勤で行っていた小学校のバスケ部は元社会人のプレーヤーだった方に指導していただいたことがあるんですが予算の都合でしょうか私がその小学校を去った年に契約を打ち切られてしまいましたからね。結局は予算の都合には逆らえませんのです。


　ただ私は自国通貨で国債を発行していてなおかつ９割国内で回している以上いわゆる「国の借金問題」なんてものは存在しないと思っています。はっきり言ってしまえばあれは日本国にとって借金ではないのです。「あつものに懲りてなますを吹く」どころか「なますに懲りてアイスを吹く」というレベルのバカげたことだと思っているので何を恐れているのだと思います。


　ただでさえ借金ではないものを借金と言い張って間違った緊縮財政を進めているなかでも教育予算を一番ケチっているからこそそのしわ寄せが全部現場に回っているんです。こんなナイスアイディアを現金のためにふいにせざるを得なくなるだろうことは間違いないでしょう。「クニノシャッキンガー」ほど恐ろしいものはありませんね。


■「土日は部活の休養日に」　自民議連が中間まとめ
(朝日新聞デジタル - 05月27日 19:41)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4014203