焦点:過熱する不動産融資、中国主要銀に不良債権の長い影
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=52&from=diary&id=4011564
ポスト習近平世代の権力闘争が始まったようですね。
北京を中心とする国有企業派と、上海を中心とする市場経済派との対立ですね。
消費主導の経済成長のためには、消費者の実需情報のフィードバックが不可欠ですが、
共産党によるメディアの統制が厳しい中国で、消費者が本当の意見を生産者にフィード
バックさせることは、きわめて困難です。
民営企業はともかく、共産党幹部の統制下の国有企業の製品やサービスを批判することは
共産党批判ととられかねない。
これまでのような公共投資、インフラ投資主導なら、共産党、国有企業主導でも経済成長を
実現できた。
でもインフラの整備かすすみ、国民の所得がある水準を超えてくると、消費者、生活者の
実需に対応しない生産活動は、在庫の山を作り出すことにしかならなくなる。
中進国の壁ですね。
中国がこの壁を越えるには、訪日による自由な消費情報のフィードバックにより、日本製品
の爆買い→ネット通販→ヒット製品の国産化という形で、市場情報を中国企業にフィード
バックさせることが、必要とされているわけです。
中国経済が中進国の壁を乗り越えていくためにこそ、中国人の自由な訪日が必要なのです。
消費情報、生活情報という面では、すでに日中の経済の一体化が進展していると言うことです。
この流れは、もうだれも止めることは出来ないと思います。
習近平にも、人民解放軍にも、もちろん安倍晋三にも。
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