シンプル

TRPGセッション２回目しました。
今回はSANチェック多めだということなので、発狂しても良いキャラを新たに作りました。
久留須英雄(35)職業漫画家
散弾銃は要らないということだったので没収。
最終的にSAN値20以上減って6か月間やたら暴力的になる不定の狂気に陥り
生還したのち精神科のお世話になりました。ちゃんちゃん


目が覚めてから、また下腹部に違和感。
昨日から何故そうなっているのかを自分の在りかたから探ろうという現実逃避が続いています。
私はとても怯えていて、怖いって百万回くらい思っていて、奥歯噛みしめてて
その力が下腹部への負担になっているとか
もしくはストレスでプロスタグランジンが出て色んな排泄を促しまくってて
そのせいでお腹も痛くなってしまっているとか
お医者さんに行った方が良いような気がするけど絶対に行きたくないから
色んな説を編み出して床にへばりついてました。
絶対にストレス。売るほど受けてた自覚あるし！この痛みもなったことあるし！！

とにかくお腹が痛かった。寝てたけどなにも楽にならない。
一階に居た母に会いに行った。
「変な病気になってたらどうしよう怖いよー。医者行きたくないよ怖いよー」
って傍らに蹲ってたら
「あーもー凄くイライラする！！この馬鹿が！！」
って言われて軽く殴られた。本当に軽く。

殴った。叩かれた。怒られた。何故？悪い事をした？
私は弱った体で病気に怯えるのが怖かったよしよし慰めてもらいたくて母に弱音を吐いた。
なのに叩かれた。ひどい。叩かれる謂れはない。

　「　うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああんっっ！！！　」

30歳の大泣き。何かが切れたみたいに泣いた。
耐えられない。もう耐えられない。悲しい。辛い。寂しい。しんどい。痛い。怖い。心細い。
大泣きしながら物凄く冷静な自分もいた。
母がビックリしてオロオロしていた。
小さい頃、母に怒られて泣いたときの母のちょっとバツが悪そうな
弟苛めて泣かせたのをバレたくないみたいな、なんかを取り繕うかのような
そんな素振りを思い出した。
ちょうど帰ってきた父もギョッとしていた。
父は何もわかってなかった。
母親のようには近づけないからわかったふりをするしかない父親の孤独だった。
それをしげしげと見つめていた。大泣きしながら。

私は赤ん坊なのかな？
こんなにも子供の頃の感覚を再現して泣くのは精神がそうなのかもしれない。
ひとえにそれは私の望みであるけど。
赤ん坊に帰って、何もわからなくなりたい。
自分とは何か、なんて考えなくなりたい。つかれた。本当にもう疲れた。


そういえば私、誰にも相談してなかった。
ここに書いてある大きな悩み。苦しみ。悲しみ。
Tさんにすら何も、一言も言えなかった。
聞かれはした気がする。

T「そんなになっているのに病院を受診しないのは何故ですか？」
私「病院は薬をくれるだけだし…」
T「力になれず申し訳ないです。友達やお母さんには？」
私「迷惑をかけたくないし、嫌われたくないから。現に一人嫌われました」
T「タイプによります。人に影響されない人だっているんですよ」

なんで言わなかったんだろう。
辛いって。苦しいって。悲しいって。何で一言で良いから言えなかったんだろう。
「人格形成がまだの時は宇宙の事をやたら考えてましたけど、今は神様の事を考えてます」
とか意味わからん事しか言ってなかった。
「生きてるのが辛く感じて、毎日仕事が辛くて、ストレスで病気になっちゃって、
　そんな自分が情けなくて、これからもっとおかしくなっていく自分が怖くて、どうかなりそうです。
　お願いだから助けてください」
って何十回も日記に書いてるのに、何故一言も他人には言えないんだろう。

言ったところでどうなるの？救ってくれるの？辛いって言ったら何をしてくれるの？
という不信感と
今人と関わると依存して壊してしまうから自分のためにも良くない。
という失望と
え？それなんか重要なの？私にとっちゃ日常茶飯事なんだけど。
という今更感と。
あとは…自分の壁の高さ。壁の内側を開示して見せることへの猛烈な恥ずかしさ。
生きていくうちに私は心に鉄壁の要塞を築き上げてしまって、外に出られない。

辛いとか、苦しいとか、誰かに言ったりはしてるけど、冗談交じりか、情報として渡す感じで
私に取っては何にも助けにならないんですよね。
だから、言葉もなくただ「悲しい」って泣いたことは、とても気分が良かった。
私と、私の中の赤ん坊が一緒になって、ただの命になれた気がした。
ただ『私が』悲しくて、『私が』怖くて、私の口から私の感情が出ている事が嬉しかった。
いや、悲しかったんだけどね。

大人になると泣くの難しくなるよなーってこと。
気づけない内にため込んでいたんだなーってこと。
お腹治った。私はやらなきゃいけないことが地味にいっぱいあるらしい。