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2016年05月21日14:02

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羊ちゃんが一杯の竜ヶ岳

5月19日

鈴鹿の竜ヶ岳のシロヤシオは笹原に羊が群れているように見えるということで人気だ。
私もその羊ちゃんたちに会いたいと思った。

竜ヶ岳は11年前の3月末に次男と行ったことがある。
帰りの渡渉でドボンしてしまった。
そして、帰宅したら高校生の長男がバスケット部の練習中に骨折して、先生に病院に連れて行ってもらい、松葉杖状態で待っていたという思い出のある山だ。

前日に家を出て菰野の道の駅で車中泊をする。
この日、相方は何かに当たったと言ってお腹の調子が悪かった。
「多分昼に食べたスーパーの寿司のせいじゃないかな。他に食べたのはパンだけだし・・・美味しかったけどな。イカが悪かったのかな。」などと言っていた。
そして、車中泊中もトイレに行ったり、コーヒーが飲みたくなったからとコンビニに行ったり。そのたびにドアをバタンバタンするので、私もよく寝られなかった。

4時半に目が明いたので、登山口の宇賀渓の駐車場に移動する。車中泊中の車が1台止まっているだけだった。
朝食を食べ、仕度をして6時過ぎに出発する。相方はお腹はもう平気だと言っていた。

しばらく一般の車が通れない車道を進む。
今回は金山尾根を登り、遠足尾根を下るコースだ。
昔ドボンした石榑峠から宇賀渓へのコースは避けた。

金山尾根はけっこう急な登りだった。
新緑が綺麗だ。

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傾斜が緩やかになり、尾根も広くなってくると、シロヤシオが現れた。
そこからは稜線も近かった。

竜ヶ岳が見える。
下のほうに羊ちゃんが見えていた。嬉しくなる。

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竜ヶ岳は笹原に覆われた山で、登っていても気持ちいい。
何度も振り返って、羊の群れを眺める。

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山頂に着くと、早い人は下山したので誰もいなかった。これからきっと大勢の登山者が上がってくるのだろう。
相方が昼寝をしている間に山頂をぶらぶらしていた。もしかしたら・・・という期待感があったのだ。

すると3人組のパーティーが登ってきた。もしかしたら?

「コマクサです。」その中の一人が言った。マイミクのコマクサさんの奥様だった。
コマクサさんご夫婦とチャコさんのパーティーだった。
コマクサさんの日記の書き込みで彼らがこの日竜ヶ岳に登ることを知っていたので、会えないかと期待していたのだ。
時間もコースもわからなかったが、お会いすることができた。決めてはやっぱり私の地下足袋だろう。

コマクサさんたちと別れて、私たちは遠足尾根を下った。
上から見てもなだらかでとても気持ちよさそうな道だ。
歩いても気持ちい。
シロヤシオの白にヤマツツジの赤、緑から赤っぽいグラデーションのアセビ。
とても綺麗な道だ。

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しばらくすると杉林に変わる。道は急な下りになった。
滑りやすい道だが、地下足袋だと下りやすい。
下りながらも私はキョロキョロ探し物をしていた。

「あっ、これだ!」

道端に紫色の小さなランの花が咲いていた。
エビネランだ。
コマクサさんから遠足尾根に咲いていると聞いて見つかるかなと思っていたのだ。

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駐車場に戻ると、相方は「疲れたあ〜〜〜」としんどそうだった。
腹痛が治ったとは言え、空っぽに近いお腹で登ったのだ。
前回のドボンと長男の骨折といい、今回の相方の腹痛と言い、どうも竜ヶ岳との相性は良くないようだが・・・

それでも、可愛い羊ちゃんが一杯の竜ヶ岳、気持ちのいい遠足尾根。
私は竜ヶ岳が好き!!!

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