■ 舛添氏「第三者に」と60回以上
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13日の会見に続き、完全にダメージコントロールに失敗した感じの舛添都知事。
辞任はしないとのことだが、都政への影響力低下は避けられないだろうし、政策を
実施できないならば、任期いっぱい都知事の椅子にしがみつくだけとなり、さらに
批判されることとなろう。
では、舛添都知事はどうすればよかったのか。
個人的には、13日の会見で世論の風当たりの厳しさを感じた直後に辞任を表明し、
できるだけ早い時期での都知事選実施を明言すべきだったと思う。
その上で、候補の状況を探りつつ、自身の出直し立候補を模索する。
というのも、今、都知事選を行った場合、票が取れる有力候補がそれほど出てこない
のではないかと思うからである。
前回選挙で考えても、細川氏は年齢的に出ないだろうし、宇都宮氏もすでに二度も
負けており勝てるかは微妙。田母上氏は、まあ、そのだし、前知事の猪瀬氏だって、
公民権停止中。
この時期、東国原氏と橋下徹氏が出れば相当有力だろうが、すでにタレント活動を
本格化している両者がどこまでこの時期の都知事選に色気を出すか。
あとは自民党が小池百合子氏や下村博文氏あたりの閣僚経験者を出してくるかどうか
だが、彼らも断るだろう。
こうしてみると、あとは未知数の候補者しかおらず、舛添氏の態度いかんによっては、
しょうがないから舛添か、という動きは一定数確保できると思うのである。選挙で勝つ
ことができれば、レームダック化はある程度回避できることになる。
しかし、肝心の舛添氏の態度が悪かった。
会見での態度は言わずもがなだが、舛添氏は、選挙で勝負に出ることよりも、どんなに
支持率が下がりレームダック化しても、残り任期にしがみつくほうを選んでしまった。
もちろん、資金の公私混同は非難されるべきだが、そんなことは誰しもその立場ならやり
かねないことである。
個人的には、今回の対応について、辞任や選挙ではなく残り任期にしがみつく舛添氏の
退嬰的な姿勢の方に、大いなる失望を感じた次第である。
ではまた
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