野党の雑感・１４

１つ目
民進合流断念、社民党首が陳謝
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=3998893
党の規模がこれだけ違うと、対等な合併にはならない。吸収される側に抵抗感があるのは仕方ない。せめて吸収する側が「辞を低くして　相手の顔を立てる」というなら、話の進めようもあるのだろうけれど、岡田克也にそんな様子はないわけで、これではまとまるはずもないだろう。共産党にはあれだけ厚意を示した岡田克也も、社民には割と冷淡。この差はなんなのか。

まぁみんな「安倍政治を倒すためなら何でもする」とは言うけれど、言うほどには何でもするわけではないよなと。矜持やしがらみを捨てきれる人間なんて、それほど多くはない。

もっとも、断念したとは言うけれど、どうせギリギリになったら、かつての辻元清美のように、我が身可愛さに民進党に鞍替えする人間が現れて、結局は空中分解…というのは、すごく有りそうな話ではある。


２つ目
■消費増税１９年まで先送りを＝民進・岡田氏
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=3998470
政権の足を引っ張るために、さんざん予定通りの消費税増税を求めてきた岡田克也だけれども、さすがに増税を掲げて選挙は出来ないわけで、政府判断ギリギリ前になって言うことを変えてきたなと。今後しれっと『我党は常々増税先送りを訴えてきた』と吹聴して回るのかと思うと、苦笑を禁じ得ない。

しかし、１９年と期限を切ってしまったけれど、これで政府が更に突っ込んで「ハッキリと景気が回復したと判断できるまで凍結」とか言い出したら、どうするつもりなのだろうか。せっかく選挙のために主張を変えたのに、アドバンテージが無くなってしまうよなと。

まぁ岡田克也のことなので、ギリギリまで「期限を切らない政府は無責任」と批判した挙句、選挙直前になって『我党は常々増税凍結を訴えてきた』とか言い出しても、決して驚かないけれど。