５月１４日（土）１１：００開演をＢ席（一般プレイガイドの先行予約）で観た。
前回、初日とその翌日11:00開演の公演を観た「ME AND MY GIRL」。主要キャストのうち、ジャッキー、ジェラルド、ジョン卿、マリア侯爵夫人、パーチェスターそしてランベスキング、ランベスクイーンはA、B2パターンの役替りで、今回観たのはBパターン。
参考までに再掲するけど主要キャストはこんな感じ（役替りA／B)
ウィリアム（ビル）：明日海りお
サリー：花乃まりあ
ジョン卿：芹香斗亜／瀬戸かずや
マリア侯爵夫人：桜咲彩花／仙名彩世
ジャクリーン（ジャッキー）：柚香光／鳳月杏
ジェラルド：水美舞斗／芹香斗亜
セドリック・パーチェスター：鳳真由／柚香光
バターズビー卿：高翔みず希
バターズビー夫人：花野じゅりあ
ジャスパー卿：夕霧らい
チャールズ・ヘザーセット：天真みちる
チーフメイド：鞠花ゆめ
アナスタシア・ブラウン夫人：芽吹幸奈
ワーシントン・ワーシントン夫人:梅咲衣舞
ディス夫人：仙名彩世／桜咲彩花
ブライトン夫人：華雅りりか
ランベスキング：瀬戸かずや／鳳真由
ランベスクイーン：鳳月杏／水美舞斗
どうしても比較モードで観てしまうけど、まあいちおうA、Bどちらの人も有りかなという範囲内。それぞれ個性が違う分、ここが…という部分も結構違う。あ、ランベスクイーンは今回の水美さんが結構いいと思った。ジャッキーの鳳月さんは鬘をもうちょっと綺麗にみえるようにしてほしい。
男役が演じるジャッキー相手だとジェラルドは芹香さんの方が物理的に背が高いだけでなく、いいと思うけれど、ジェラルドって3組カップルの6人の中では断然格下の役だから、芹香さんの組内の位置を考えると通し本役でジェラルドを付けるってのは無いだろうな。
あとは役替りとは直接関係ないかもしれないけど、明日海さんの小物使い（今回観た時は冒頭に帽子をつま先に引っ掛けるのがうまくいかなかった）。テーブルの上のアイスペールを足でひっかけて飛ばしてキャッチして帽子のように持つとき、『せーのっ』なーんてフレーズが聞こえてきそうな…観ていて手に汗を握る感じだったり、懐中時計は実際に取っているんじゃなくて懐に何個も仕込んであるようにしか見えなかったり（過去の人もそうだったのかもしれないけど、そこまであからさまに感じさせなかった）。まあ、懐中時計に関してはジョン卿もかなりのウェートを占めているんだろうけどね（たぶん、芹香さんの方が上手いと思う）。
あと、これはどうにかしてほしいと思ったのが、図書室の御先祖の肖像画。双眼鏡で観るとかなり残念。しかも6つとも同じタッチの絵というのが、それぞれ描かれた時期が違うと思われる肖像画なのにおかしいね…って贅沢をいうときりがないけれど、昨年秋に富山で観た同作品だと、先祖A役の6人に事前にそれぞれの扮装写真を撮影して、それを肖像画っぽく仕上げてセットにしていたのを実際に観ているので、予算その他の兼ね合いがあるのは十分承知しているけれど、もうちょっとどうにかならなかったかなぁ…
幕間は、連れと手分けして購入した公演限定デザート2種、ギネスビールとフィッシュ＆チップスのセットをいただいた。やっぱりおいしい。30日に購入した時、フィッシュ＆チップスに添付のプラスチック製楊枝がフィッシュに刺さった状態で折れていてちょっと困ったのだが、今回は挿していない状態で添付されていて（もちろん折れてない）ほっとした。
今回2階B席の中盤くらいの席で観ていたのだが、御屋敷の2階部分が観切れてしまうので、ジェラルドが「弁護士が世継ぎを見つけたぞ」と歌っている後ろをわざとらしく通る弁護士パーチェスターの様子とか、ランベスウォークの場面冒頭のやり取りとかが観られなくて結構残念な気分になって、どうにかならないかな…と思っていたら、6月にもう一度Bパターンを観る機会があるようなので（冠協賛メーカーの貸切公演が当たった…当日チケット引換のくじ引き頑張る）これまた楽しみだ。
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