【迷宮探検競技】積みゲームブック紹介

積みゲームブックの紹介記事です。
基本的に未プレイ作品のため、憶測や妄想で期待していることを書いておりますので、内容は実際には異なる場合があります。

【迷宮探検競技】

FFシリーズの第21巻です。すっかり強くないとクリアできなくなってしまった頃のリビングストンさんの作品です。
迷宮探検競技といえば、【死のワナの地下迷宮】で挑んだ、サカムビット公の用意した迷宮のことですよね。
今作はその続編にあたります。前作とは違う「君」が迷宮探検競技に挑みます。
さて表紙は闘技場のようなところで戦っている男が描かれています。鉄球、盾を持ち、仮面をかぶっています。
迷宮探検競技にそぐわない表紙に見えますが、これには理由があります。
実は主人公はサカムビット公の兄、カーナス卿の奴隷。
カーナス卿は奴隷同士を競わせ殺し合いをさせ、生き残った一人を迷宮探検競技に送り込もうとしているのです。
その生き残りを賭けた試験の中に、闘技場での戦いも含まれているのです。
生き残ってもろくに装備もないような状態で迷宮に放り込まれることになります。
そして待ち受けるのは以前よりもはるかに過酷になったという死のワナの地下迷宮。
脱出のための必須アイテムはやたらに多くなっているわ、敵も強いのだらけだわで、とてもじゃないけどクリアはおぼつきません。
それでも今作は迷宮そのものが主題ではなく、あくまで復讐譚となっております。
ふるい落としで死んでいった奴隷たちの無念を晴らすべく、カーナス卿に復讐できるのでしょうか。
マッピングはしたけれど、多分まっとうにプレイはしていません。
きちんとプレイしてやりたいと思っています。ズルをしないで行ったら、果たして何十回のプレイでクリアできるのだろう。。。