「日本人が外国人の批判をするのはタブー、日本人を差別するのはOK。もっとやれ。」というムチャクチャを自民党らがよく通したものだと思いますよ。とてもじゃないけど信じられません。
努力規定にすぎない自民公明案か刑事罰を含めた規制を求めた野党案ではケタ外れの違いはあります。しかしそれは表面上のことにしかすぎないのです。
野党が「ヘイトスピーチは規制するぞー」と息巻いているのを自民党が「バカだなあ。露骨にやったら反対されるだろ。だからお前らはダメなんだ。こういうのは最初は反対されないようにやって「ヘイトスピーチ、ダメ」って空気を創っとくんだよ。そこから規制すれば反対するヤツは減るだろ。それが政治ってもんなんだよ」と押し切った形なのはないでしょうかね。
罰則がなくても「やってはいけない」と言っているわけですから言論は委縮せざるを得ません。「差別主義者」「人でなし」と後ろ指さされても批判ができる猛者ならいいと思いますが（桜井誠さんあたりならたぶんそれでもやると思いますが）、普通の人たちが外国人とトラブルを抱えてもそれを批判できない空気を作ってしまうでしょう。それはまずいんですよ。いくら規制がなくても自主規制する空気ができるのが日本の社会ってもんなんですわ。
外国人批判がタブーになる第一歩をあろうことか移民推進をする自民党が作ってしまったということは悪い意味で大きいと思いますね。日本が移民国家になったら元から日本に住んでいた人たちは隅っこへ追いやられて泥を飲まされることになることになるでしょうね。はあ……
■ヘイトスピーチ法案を可決＝今国会で成立へ―参院委
(時事通信社 - 05月12日 17:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=3988809
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