宙組シアタードラマシティ公演「ヴァンパイア・サクセション」

５月７日（土）１６：００開演の公演を友の会で取れた席（後方センター）で観た。
本編の芝居で2度ほど、真風さんが客席ドアから入って通路で芝居をしながら本舞台に上がる演出があったので、最前方よりは1階客席通路が見渡せる位置のほうが観やすいかも（KAATとシアタードラマシティでは劇場の構造がかなり違うのではっきりしたことは言えないけど）。

宙組2番手スター真風涼帆さんのドラマシティ公演2度目の主演となる今回の作品は、石田昌也作・演出による現代のアメリカを舞台にしたヴァンパイア物。

活動と冬眠を繰り返し？何百年と生き続けてきたヴァンパイア、シドニー・アルカード（真風）が、かつて助けた娘ルーシーの成長した姿（星風まどか）と再会して、普通の人間みたいに一度きりの、彼女と共に年老いてゆく人生もいいなと思って…という感じの展開。
そこに絡むのが、友人ヘルシング（愛月ひかる）やらルーシーの元カレのランディ（和希そら）やら死神見習いのカーミラ（伶美うらら）やら老女マーサ（京三紗）やらヴァンパイア研究者ジェームズ・サザーランド（華形ひかる）と大統領補佐官グレンダ・ソールズベリー（美風舞良）の元夫婦やら。例によって石田作品らしい「親父のお説教」的なせりふも満載だった。

とりあえず、真風さんの前回のドラマシティ公演（「日の当たる方へ」（2013年星組）よりは明るく観ていられるのがいい。5月17日からのKAAT公演のチケットも取れたので（立見だけど）また書くよ。