久々に印象に残るコンサートだった。
5.10 於:アンサンブルホール・ムラタ
曲(順不同)
モーツアルト フルート四重奏曲全曲
ロッシーニ フルート四重奏曲第2番
武満 徹 エア
イケメンフルーティストとベルリンフィルメンバーによるコンサートに行ってきました。
あまり広くない会場とはいえ、ほぼ満席。パユの人気の高さを伺わせます。
モーツアルトはどれも良かったけど、曲としては唯一の自筆楽譜が残ってるという1番が出色でした。モーツアルトはフルートが嫌いだったとのことですが、彼の管楽器ものはいいですね。
ロッシーニは技巧的な華やかなを感じさせる曲。12歳時の作品とのことですが、やはりロッシーニも天才の一人なのでしょう。
武満徹はフルート独奏ですが、尺八、笙を思わせる曲。能の舞台が思い浮かびます。
パユは実物を見ると思ったほどスマートでなく、ちょっとズングリした感じ。日本人として、親しみが持てますね。実際日本びいきで来日回数は多いとのこと。
こじんまりした会場で室内楽を聴く喜びを改めて感じた一夜でした。
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