論理的に考えてみようと思うが、

ウチが考えるに改めねばならない法律は９条だけではないのだが、
マスコミや右派左派共に関心が高く、
声だかな反対が聞こえてきそうな９条の改憲について、
ウチなりですが、出来るだけ論理的に考えてみようと思います、

先ず、なぜ改憲せねばならないのか、と言う話ですが、
改めるのですから、今の状態では間に合わない、
現状にそぐわない、などの理由があるわけです、

米ソ冷戦が終わり、世界、特にアジア圏での安全保障の観点で言えば、
テロとの戦い、と中国の海洋侵略の２つの問題があります、
この問題の存在を、問題があるのかないのか、
そのような議論をするのは正直時間の無駄で、
各地で続発するテロと、中国の海洋侵略、
この問題は厳然として存在する危険であり、
その危険に日本も多大な影響を受ける、
この点は現状として認識してもらった上で、

反対する論者の理屈を見てみると、
ざっくり見たところ、戦争に近づく、
軍靴の足音が、と言った抽象的な物が多く、
実態をとらえた物は極めて少なく、
９条の改憲が実現したとして、
その後の日本の豹変を危惧するのなら、
既に豹変し、その暴力を明らかにしている中国の危険性にはなぜ目をつぶるのでしょう、

次に改憲に反対と言うならば、現状の９条で大丈夫と言う事になりますが、
そもそも、憲法９条で日本は守られているのでしょうか、

先の大戦、この大戦は日本では大東亜戦争と呼ばれ、
連合国側からは第二次世界大戦と呼ばれた戦争です、

９条の論理は武装を放棄し戦闘による問題解決を行わない、
武装と闘争を放棄するので、戦争の加害者にはならない、
争わないから攻められない、と言う論理で、

この論理は社会で通用するなら、
いわゆるいじめ問題もあらゆる殺人事件傷害事件、
通り魔などの事件も起こらないのですが、現実は異なります、

そもそも、日本が無条件降伏をした後、
武装解除をし、名実ともに９条を体現する状況下で、
竹島は韓国に占領されましたし、北方四島はソビエトに占領されました、
北朝鮮は工作員を送り込み、日本人を拉致しました、

９条によって日本が日本人が守られている、と言う論理があるならば、
前述の３件で守られてない、と実証済みです、
家のカギで言えば同じカギをつけて、３回泥棒と強盗、誘拐事件に遭いました、

さて、そのカギの信用性ってどれほどなんでしょうか、
守られない、と具体的に実証されたカギを、
取り換えもせず、そのままで居続けるのは妥当でしょうか、

ウチは妥当だと思えませんし、現状のままでは危機感を感じます、
従って９条の改憲に対しては賛成で、
早くせねばならない、と考えています、

そもそも憲法９条とは、
先の大戦では、どう考えても日本は被害者なのです、
しかも連合国により戦争犯罪による被害者です、
無差別の空爆により焦土にしたり、
ましてや核兵器を都市の破壊と人体への影響を実験するため使用するなど、
許し難い戦争犯罪です、

その罪を犯した米国は、己の犯罪を隠すため、
被害者を加害者とすり替えました、
そのため、日本は戦争となった際、加害者になれないような法律を背負っているのです、

加害者になれないような法律を持っていても、
被害者にならないよう守ってはくれません、

憲法９条の論理は一般社会で当てはめると、
ごく普通に暮らしている市民に、
殺人や通り魔をしないように、と自制を求めるような理屈で、
そのようなもの、要求されなくても通り魔や殺人などしませんよ、と言う市民にとっては、
何の意味も価値も持ちません、

なぜそのような法律が尊ばれる団体や集団が居るのでしょう、
９条そのものが素晴らしい法律であるなら、
世界中で採用されているはずですが、
押しつけられた日本以外、どの国も採用した国はありません、

例えば自分が経営の傾いた企業の経営者だとしましょう、
支援を求める相手先を探しています、
ちょっと前のシャープのような状態と思ってください、
ちょうど都合のいい支援を求められそうな企業を見つけました、
よりよい条件で支援を受け、さらに経営者としての責任も追及されない、
そういったおいしい条件を引き出すため、
相手企業の重職に金銭などの授受をするのは往々にしてあることです、

９条の論理は日本が加害者になる話で終始していますが、
日本は敗戦後も被害を被り続けています、
９条改憲に反対、と言うデモが繰り返されるでしょう、
そういった団体に、日本を侵略しようとする国や団体、政党の影はないでしょうか、

SEALDｓやT-nsSOWLと言う団体の場合、
デモの際に日本共産党の街宣車を借りてデモをしており、
共産主義者との繋がりが濃厚です、

こういった繋がりを類推する場合は、
ウチの個人的主観ですが、すべて明白にならなくても構わないのです、
例えば庭に露出した電線が出ていたとしましょう、
どこに繋がっているのかわからないので、
適当な電源とつなぎ、送電してみると、
庭園灯が灯りました、
さて、埋設された配線を全て掘り出し露出させる必要はあるでしょうか、
通電が確認された時点でそれ以上は無用です、

この日記は共産主義の危険性までは書いていませんが、
それを書くと長くなりすぎるので割愛しました、

第一、９条がそれほど重要で、それを失うことが危険であるならば、
日本以外のすべての国には９条は無いのです、
つまり日本は９条で加害者にならないですが、
他のすべての国は加害者になれる可能性を持つのです、
肉食獣の檻にひよこが迷い込んだような状況でしょうか、

日本と言うたった一つの国に９条を守らせるのではなく、
守らせるなら９条を世界に守らせるべきでしょう、
ですが、もしそれが実現したとすれば、
世界は未曾有のテロとの戦争になるでしょう、
９条を世界に守らせる事ができなければ、
檻に迷い込んだひよこのような状況は変えねばなりません、

そのための改憲の論であり、
経済的な政策ではイマイチ感もあり、
移民政策に関しては継続して見続けねばならず、

ウチとしては日本の治安や雇用、秩序を守るため、
政治家の仕事は批判するだけではなく、
何をするため何をしているのか、
見守り続けるのが有権者の義務であり責任だと思います。





安倍首相 憲法9条の改正に意欲
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=3971599

安倍晋三首相は２９日に放送された日本テレビの番組で、憲法９条の改正に意欲を示した。
「自衛隊を憲法学者の７割が違憲と言っている状況のままでいいのか、
真剣に向き合わなければいけない」と述べた。
首相は「政治家には（改憲以外に）やらなければいけない仕事がたくさんあると言って、
これからもずっと後回しにしてよいのか。
思考停止している政治家、政党の皆さんに真剣に考えてもらいたい」とも話し、野党を批判した。

　また、首相が消費増税延期の条件に挙げる「大震災」に
熊本地震が当たるかについては「結びつけて考えるいとまはない」と述べるにとどめ、
５月の主要国首脳会議（伊勢志摩サミット）に合わせて判断するかを問われると
「それはありません」と応じた。【真野敏幸】