熊本大分の震災で被災された方々。まだ、余震が続く状態で、さぞ不安でご不自由な日々を過ごされていると思います。
私には何も出来ず、本当に己の無力さを感じるばかりです。
さて、この震災に乗じて、面白半分にひどいデマを飛ばす悪質な連中も多いです。
そのなかの一人にユウケンという同人作家がいました。
詳しい経過は次のリンクにまとまっていますが。
http://blog.livedoor.jp/std2g/archives/47415316.html
ユウケンSSの、その後の見苦しさたるや
http://blog.livedoor.jp/std2g/archives/47437232.html
ユウケンSS、あちこちに火をつけまわったあげく、逃亡
私も多少ツイートで加わっているので、自分の言葉で簡単に経過をまとめると。
ユウケンSSと名乗る同人作家が
「被災地で中国人韓国人が窃盗やるから、猟銃持ってる奴、自警団作って行け!」
と、悪質なヘイト差別ツイートをする、当然ながら反差別の人たちが抗議ツイートをする。
当人、反省の色も無く「エスニックジョーク」とヘラヘラした文章で謝罪にもならない謝罪文で終わろうとする。
アカウントに自分が参加するけもケット(これは、数ある同人誌即売イベントのひとつで、動物の擬人化ジャンルに特化したイベ、程度の認識でいて下さい)のスペースNOを明記していたため、
「じゃあ、直接会場に行って話します」
という声が上がる。
それだけのことなのに、本人、なぜかビビって体調崩して(本当かどうか解らないけど)参加取りやめ。
ここで終われば、単なるヘタレウヨで済んだんですが、お友達とやらに煽られて、前言撤回の参加表明。
ところが、招かれざる客をどうしよう、ということで、なんと、自分を被害者に仕立てて
「こわい人たちが、けもケットを襲撃に来る」
と、またまたデマを流し始めたわけです。
ネットのうわさは千里を走る。
日頃からネットに生息しているヘイトクズどもも、ここぞとばかりに加わって、なんと、あのレイシストの御大はすみとしこまで出てきた。
「朝鮮やくざがけもケットを襲撃する」とか
「奴らは逮捕も暴力もなんとも思ってない連中」とか。
デマがどんどん一人歩きして、なかには総理官邸にメールした人まで居たとか?(なぜに総理官邸(・・?
気の毒なのは、事情を知らず、けもケット参加を楽しみにしている人たち。
当然ながら、主催者の耳にも入ります。
そうなれば、事情も経過も解ります。
かくして、ユウケン氏は、けもケット出入り禁止と相成りましたとさ。
ネットの(かなりウヨ寄りの)声には、別にヘイト本を出したわけでもないのに、というものもあります。
ただ、ここで問題なのは最初のヘイトツイート(も、勿論問題ですが)ではなく、個人の問題を、イベント全体を巻き込んでしまったことが一番でしょう。
で、こうして改めて振り返ってみるとね。
結果論ですが、最初の時点で、イベント参加を諦めて、アカウント消しておけば、まあ、すっきりはしないけど、それで終わったことなんですよ。
または、どうしても、イベントに出たければ、
「ここは、他の参加者がいるので、終了後にお話しましょう」
とでも言って、アフターでファミレスでもどこでもいって、直接話せば良かったんですよ。
リアルで顔合わせれば、結構、反差別行動している人たちから、いろいろなことも教えて貰えて、ネットで知ったつもりの知識の偏りや過ちにも気がついたかもしれませんよ。
かなり若い(10代?)人のようですので、将来への良い経験にもなったかもと思うと、残念です。
けれど、そんな心の余裕、無かったんでしょうね。
ユウケン氏のツイートを読み返してみると、発言への抗議を、己の頭の中で勝手に膨らませて、その妄想の敵に怯えた挙句、デマにデマを重ねては、己のデマによって、より敵の存在の恐怖を俗服させています。
これって、ネトウヨレイシストの特徴「見えない敵に怯える」ですね。
単にツイッターでの軽率な発言を注意されただけで、本人が体調を崩すほど怯えるなら、今、被災して余震に恐怖している中で
「猟銃持って殺しに行くぞ!」
と言われた人たちは、どのくらい怖かったのか?ちっとは考えろよ。被災者の中には中国や韓国の人たちだっている可能性、充分あるでしょ。
アマチュアとはいえ、小説書いてるんだろ、お前、と思いますが、このユウケンをはじめとしたウヨレイシストには、在日。中国人。韓国人、
左翼、といった人たちは、自分たちと同じ地平に居る存在ではないのです。
といいますが、例えば実際の在日コリアンではなく「悪の怪人・ザイニッチ」ともいうべき存在が己の心の中で出来上がっているんでしょうね。
ネットは便利なツールですし、同じ趣味の人との交流もたやすく出来て、上手く使えば行動も思考も広がるもの、ですが、反面、似たような偏った考えの持ち主が集まって、気がつくとすごくおかしな人になってしまうこともあります。
ネットde真実、ですな。
ありきたりな言い方ですが、それを修正するのは、リアルに外に出ることでしょう。
今回は、けもケットという、趣味嗜好の場ではありますが、リアルイベントが絡んで、ある種、不幸中の幸いだったことと同時に、オタク世界でもこれを気に、ヘイトには毅然とした態度を取ることがよき前例となることも願ってます。
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