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2016年04月29日08:00

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「村上隆のスーパ―フラット・コレクション」展

会期中に書こう書こうと思っていながら、とうとう会期が終わってしまった、展覧会の感想を。

横浜美術館で開されていた「村上隆のスーパ―フラット・コレクション」展
http://yokohama.art.museum/special/2015/murakamicollection/

アーティストの村上隆さんの個人コレクションを展示していた展覧会。

その物量には驚きでした。
美術館に展示されていたものは、その一部というのも更に驚きです。

美術館の入り口をはいったエントランスホールには大きな作品が展示されていました。

ライオンの像のようなものは、とにかく大きくて、迫力もあります。
そして重そうです。

横浜美術館はクレーンがあったので展示できた作品もあったとか。

以前の横浜トリエンナーレで展示されていて、私も好きだった作品もありました。

村上さんもこの作品が気にいったんだと嬉しくなったり。

展示品はいわゆる骨董と言われるものから現代作家ものから、それこそあらゆるものがある感じ。

小さい子供は、よく箱や缶に自分の好きなものを集めて仕舞っておきます。
この展覧会は、村上さんのそんな宝箱を見ている気分になります。

村上さんのスーパ―フラットを目で確認出来ます。

スーパーフラッととは、

展覧会のHPによると

「村上隆にとって「スーパーフラット」とは、平面性や装飾性といった造形的な意味のみに限定されるのではなく、時代やジャンル、既存のヒエラルキーから解放された個々の作品の並列性、枠組みを超えた活動そのものを示しており、「芸術とは何か?」という大命題に様々な角度から挑み続ける作家の活動全体(人生)を包括的に表す広範かつ動的な概念と捉えられるでしょう。」

私なりに理解した「スーパーフラット」とは
「古いから素晴らしい、有名なアーティストだから素晴らしいということはない。時代や国も関係ない。その作品自体を見て自分がどう思うか。」かと。

本当にいろいろな作品があって、見ていて飽きませんでした。

「村上隆の脳内世界」と題された、展示スペース(円形の部屋になっています)があったのですが、ここが一番面白かった。

何であんなところに食器棚があるんだ?

こんなに狛犬がある。

なにがあるんだ?と隅々までぐるっと見ました。

これだけの展示品があるのに、まだ一部とは…。

あまりに収集品がありすぎて、村上隆さん本人も忘れているものもあったそうです。
一体どの位あるのか。

いつの日か横浜美術館でぜひ第二弾を開催してもらいたい。

そしてまた違う収集品を見てみたいです。

とても楽しい展覧会でした。

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