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2016年04月24日01:43

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はじめてのおつかい

むかし、「はじめてのおつかい」というようなタイトルのテレビ番組が有ったのを思い出す出来事が有った。

会社で、頼まれて段ボールを送った。
クレームの電話がかかって来た。
中身が足りないんだけど…と。
は?

経緯を聞くと、稚拙な問題だった。
デモ機を借りた返却品だったらしいのだが、貸し出した方の出荷主も、借りた方の受け取り手もやることが足りない。
出荷品リストもなければ、返却期日も曖昧だったらしい。

完全にとばっちりだ。
そして、起こるべくして起こった問題としか思えなかった。

なぜに、彼は「借りた物を返す」という小学生でもわかる単純な事ができなかったのだろうか?
僕は、ただ、彼に頼まれて、箱詰めの済んだ段ボールを郵送しただけの事だ。
しかも、どうせロクな事にならないだろうと察知して、先に、その段ボールを前にして梱包した問題の彼に言っておいた。
「本当にこれで全部か?」と。
すると、彼は言った。
「大丈夫です。」と。
僕の手に渡った時点で問題は既に手遅れだったのだ。
そう、大丈夫じゃなかったのだ。

その日、別のツワモノがもっと困った事をしてくれた。
トラックで荷物が届くから置き位置だけ指示してくれと頼まれていた。
トラックは来た。
しかし、クレーン資格者もフォークリフトの資格者も誰も来ない…。
ふざけるな!
果ては、雨の日に出荷して内容物が湿気てるから開梱して拭け…と。
当初の予定の仕事の代わりにならやるけど…、当然、その分色々遅れるとの条件付きで、その余計な仕事を承諾した。
すると、ツワモノは後になってから、その分を事実上の休日返上で計画しろとの趣旨の事を言い出した。
おまけに、そんな状況でも偉い人は歓迎会の飲み会には出席しろと言う。
ハッキリ言って、行きたくない飲み会だ。
高い会費、その飲み会に行くために翌日、翌々日の休日出勤が確定する。
腑に落ちないことだらけだから僕は言った。
「実務とその飲み会のどっちが優先なんですか?」と。
「飲み会に行け。」との趣旨で偉い人から返事が返って来た。
なんでそんなにも感覚が違うのだろうか?

いつもなら黙っておくところだが、今回はすべてがあまりにも理不尽だったから、それぞれに反撃の一言を放った。
「担当者は(犯人)は彼(アイツ)です。」
「休日は予定が有ります。」
「振り替えの休みを取らせてもらえるなら休みの日に仕事をするのは構いませんが、休日返上はお断りします。」

その日は、更に面白い出来事が有った。
「エクセルが上手く使えない。ファイルが壊れてる。なんとかしろ。」と電話がかかってきた。
「は?何とかしろって、何だ?」
症状を聞こうとすると、「理屈ばかり並べて、お前には人を助ける意図が感じられない。時間が無いから電話を切る。」と理解に苦しむ事を言い、ヌシは激怒して電話を切った。
正直、それだけの情報では僕にはどうしようもない。
あまりにも理不尽、且つ、意表を突く理論展開…、もう、お手上げだ。

数分後、ヌシからパソコンの動作が遅くてサクサク動かないとメールが来た。
きっと、それが全ての原因だろよ。
どうせ、古いバージョンのエクセルで互換モードで使ったからだろう。
最初からそんな気はしていたさ。

上記のような”スーパー”な人に限って、「非は我に有り」という姿勢で仕事をしろと言うが…
僕にはそういう言葉は”スーパー”な人が”スーパー”で在る為の魔法の呪文にしか聞こえない。
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