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2016年04月22日21:40

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諦めて達観せよ

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。おごれる人も久しからず。ただ春の夜の夢のごとし。たけき者も遂にはほろびぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。


日本が滅びるとは思えないけれど明治から戦後まで70余年。今戦後70余年。初代が作り2代目で傾き3代目で潰す。ちょうど今が3代目の周期。

今の日本は幕末だと思ったらいい。幕末も庶民は平和に暮らしてた。

日本はなんとなくこの平和が恒久的に続くだろうと楽観している人が右派も左派も大多数だ。右派は民進党や共産党を批判するけれど、殺してまで変えたいとは思ってない。今の体制のまま何とかしたいと考えてる。左派はお花畑だ。

日本は堕落する。不景気は続く。働かせろと言った女が、男の収入で生きて行きたいと言い出した。女の主張は何でも認める。反論は許されない社会。ネットでオレのような少数が愚痴る程度で、社会のうねりは女のやりたい放題に歯止めが利かない。韓国の反日と似た現象だ。

保守が大好きな戦前の日本なら菅直人は殺されているだろう。でものうのうと生きている。そこまで人生かけて改革をやろうとする人はいない。

政治運動をしている人は今の体制がこのまま恒久的に続くと信じて選挙に行けとかなんとか言う。でも現実はいくら言ったところで大衆には届かない。

政治運動家はオレのように諦観を持って、後で、だから言ったじゃないと言う為に選挙に行けと言ってる訳じゃなく真剣だ。
日本が一旦終わるという現実を受け入れない。そこはもう意識的にか無意識にか思考停止である。だからオレのような意見は不謹慎で不毛で建設的でないと思うことだろう。でもまともな反論はできない。思考停止してるからだ。
大衆は選挙になど行かないし政治に興味を持たないという事を薄々認識しつつ、希望にすがる。希望は捨てられない。希望を捨てた瞬間、自分が今までしてきた運動が無意味になるから。だから終わる日本という想定の思考ができない。

破滅を受け入れ、終わりを楽しむ。これは日本人の感性だ。日本人は散る桜が好きなのだ。


祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。おごれる人も久しからず。ただ春の夜の夢のごとし。たけき者も遂にはほろびぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。

昔から終末の物悲しさを日本人は娯楽として噛み締めてきた。

終わりは次の章の始まりでもある。

一つの時代の終わりを噛み締めながら、次の始まりを楽しみに待つ。終わりを受け入れて達観できれば終わりも悲しく面白い物語だ。
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