於:第一生命ホール
(前半)
バッハ
管弦楽組曲第3番より アリア
(拍手なし、熊本の震災の被災者に黙祷)
ベートーベン
歌劇「フィデリオ」序曲 作品72
ベートーベン
交響曲第7番イ長調 作品92
(後半)
ベートーベン
ピアノ協奏曲第4番ト長調 作品58
(ソリストアンコール)
ウオン・ウィンツァン
旅のはじめに
(アンコール)
ベートーベン
ピアノ協奏曲第4番ト長調 作品58 第三楽章
指揮:畑農敏哉
ピアノ:田中良茂
熊本で大きな災害が起きているさなか、コンサートもないのだけれど、知人が舞台に乗るという事でせっかく招いていただいたのと、ベートーベン演奏に特化したオケで結構上手いといううわさもあり、土曜のお昼に勝どきのホールに向かう事にしました。
1曲目のフィデリオが始まる前、指揮者が拍手を制し「熊本に届くようアリアを演奏しその後黙祷を捧げましょう」と話され、おそらく数回のリハで合わせたであろうアリアを演奏、続いて全員で短い黙祷を捧げました。
このオケはベートーベンだけを演奏すると宣言しているだけあって、畑農さんのこだわりと、特に7番はオケが一旦そこで燃え尽きるか、と思えるほど熱の込もった演奏を味わう事ができました。
ピアノも出だし緊張していましたが、後半ノリノリで私の大好きな4番を堪能できました。ソリストアンコールのピアノ曲はNHKの番組で有名なようですが、私は初めてでした。透明で心に染みる曲ですね。
来年はエロイカと皇帝に決まっているようで、今から楽しみです。
追伸)このようなタイミングで日記をアップするか迷いましたが、現場にいない私が何を考えてこの週末を過ごしたか、少しでも記録になればと思い掲載を決めました。実際に被害に遭われているたくさんの方々、傷付き無念にも命を落としてしまった方が一刻も早く安らかに休めるように祈っています。
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