今日は初台でAndrea Chénierでした。
この演出、2度目の再演ですが、初めて見たときは、それなりに考えさせられたりして面白かったんですが、二度、三度となると、衝撃が薄れた分、なんか陳腐というか見ていてこっぱずかしい感じがして…
主役二人(Carlo VentreとMaria José Siri)は高音が伸びて、聴いていて心地よかったです。Gerard役のVittorio Vitelliも悪くなかったし、指揮のJader Bignaminiもとってもよかったです。Bignaminiは去年の8月にSanta FeでRigolettoを振ってアメリカデビューした時に聴いていますが、これから目が離せない指揮者になるかも。
それにしても、前回のWertherの時もそうだったんですが、主役は外国人、端役は日本人、っていうキャスティングは新国の現体制のポリシーなのかしらん。まあ、適材適所だったら良いんだけど、こうも露骨だと、ちょっとねえ。幕間でもこの話題が出ました。
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