【黒服レジスタンス】世界選手権、男子フリー。

■羽生、ミス相次ぎ２位　フェルナンデス連覇　世界選手権
(朝日新聞デジタル - 04月02日 12:14)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3927855
勝負のフリー、次は男子です。
羽生君が10点以上の差をつけ首位に立ったSP。フリーはいかに。さあ決戦の金曜日、逃げ切りか、それとも逆転王子様か！


・アレクセイ・ビシェンコ(イスラエル)
白シャツ、黒パンツ。レ・ミゼラブル。
4T+2T、3A(overturn)、4T、CCoSp3p4、StSq3、3Lz+1Lo+3S(2ft)、3F+2T、3Lo、FCSp2、3Lz、2A、ChSq1(+0.60)、CSSp3。
ジャンプはいくつか取りこぼしあり。スピンはポジションクリーン、回転軸安定。。ステップは音楽と調和。全体としてはうまくまとまっていた感。
技術点82.57、演技構成点73.64、フリー得点156.21、SPとの合計226.07、13位。

・グラント・ホクスタイン（アメリカ）
黒。レ・ミゼラブル。
4T、3A+2T、3Lz、StSq3、CCSp3、3A(touchdown)、FSSp4、3Lz+1Lo+3S、3Lo、3F !、3T+2T、ChSq1(+1.10)、CCoSp3p4。
ジャンプは少し取りこぼすも大崩れせず。スピンは回転速く、姿勢安定。ステップは大きく動けている。終始心のこもった演技。
技術点85.02、演技構成点77.42、フリー得点162.44、SPとの合計237.25、10位。

・デニス・テン(カザフスタン)
青シャツ、黒パンツ。ロミオとジュリエット。
4S(stepout)、4T(fall)、3A、CCSp4、ChSq1(+0.90)、2T、3A+3T、3Fe+1Lo+3S、2Lz、3Lo、StSq3、FSSp4、CCoSp3p4。
ジャンプはなかなかうまくいかず。スピンは回転速く、ポジション変化スムーズ。ステップは渾身の動き。しかし全体的にあれの影響が…。
技術点73.86、演技構成点78.72、減点1.00、フリー得点151.58、SPとの合計230.13、11位。

・デニス・ワシレウス（ラトヴイア）
黒・白。トロンのためのアダージョ。
3A、3A+2T、3F、3Lo、CCSp4、StSq4、3Lz+2T、3Lz<、3S、CCoSp2p3、1A、FCCoSp3p4 、ChSq1(+1.20)。
ジャンプは最後以外はだいたいまとめた感。スピンは姿勢柔軟、回転速い。ステップはしっかりと刻めている。全体的に個性的な振り付けが印象的。
技術点66.91、演技構成点76.56、フリー得点143.47、SPとの合計224.54、14位。

・マックス・アーロン(アメリカ)
黒。ブラックスワン。
4S+3T、3A+2T、3Lo、FCCoSp3p4、StSq2、FSSp4、4S、3A、3Lz+1Lo+3S、2A、ChSq1(+0.30)、2A(shaky)、CCoSp3p2。
ジャンプは最後以外はきっちりまとめました。スピンはポジションクリーン、回転スムーズ。ステップは音楽よく調和。全体的に非常によかった。当然のスタオベ。
技術点93.16、演技構成点79.70、フリー得点172.86、SPとの合計254.14、8位。

・ミハル・ブレジナ（チェコ）
白シャツ、赤ベスト、赤パンツ。海賊。
4S(fall)、3F+1Lo+2S、3A、FCCoSp3p4、StSq3、3F+3T、3A+2T、3Lz、3Lo、2A(shaky)、FSSp4、ChSq1(+0.80)、CCoSp3p4。
ジャンプは意外なミスあるもマシな方。スピンはしっかり回転、回転軸安定。ステップは音楽とよく調和している。表現面では実力を出し切れたかと。
技術点81.12、演技構成点78.58、減点1.00、フリー得点158.70、SPとの合計237.99、9位。

・イワン・リギーニ（イタリア）
青・黒シャツ、黒パンツ。ピンク・フロイドメドレー。
4T、3A+2T、3A(fall)、FCSp4、StSq4、3Lo、3Lz、2A(fall)、3F+1Lo+2S、CSSp4、2Lz+2T、ChSq1(+1.30)、CCoSp3p4。
ジャンプは意外なところでのミスあり。スピンは回転速く、ポジションクリーン。ステップはよく動けている。特に後半はコミカルな振り付けがポイント
技術点73.31、演技構成点76.04、減点2.00、フリー得点147.35、SPとの合計228.52、12位。

・アダム・リッポン(アメリカ)
赤シャツ・黒パンツ。ビートルズメドレー。
4Lz<、3A+2T、FCSp2、3Lz、StSq4、3A、3F+3T、3Lo、3Lz+2T+2Lo、CCoSp3p4、ChSq1(+1.40)、3S、FCCoSp3p4
ジャンプはきっちりまとめました。スピンは回転軸安定、姿勢柔軟。ステップは音楽をよく表現している。終始気持ちの入った演技。終わる前からスタオベも当然。
技術点93.08、演技構成点85.64、フリー得点178.72、SPとの合計264.44、6位。

・ミハイル・コリヤダ（ロシア）
黒・赤。ナイトメア・ビフォー・クリスマス。
4T、3A、3A+3T、3Lz、3Lo、CCoSp3p4、3Lz+2T+2Lo、3S+2A+SEQ、2A、FSSp3、StSq4、CCSp4、ChSq1(+1.00)。
ジャンプはきっちりまとめてきました。スピンは回転速く、ポジションクリーン。ステップはダイナミックな動き。ワールドデビューと思えないほど堂々とした演技。
技術点93.67、演技構成点84.64、フリー得点178.31、SPとの合計267.97、4位。

・羽生結弦(日本)
白・紫シャツ、黒パンツ。陰陽師。
4S(touchdown)、4T、3F、FCCoSp3p4、StSq4、4S+REP(fall)、3A+3T、3A+1Lo+2S、3L、3Lz(shaky)、FCSSp3、ChSq1(+1.50)、CCoSp3p4。
ジャンプは後半の切り札が決まらず残念。スピンは姿勢柔軟、ポジション明確。ステップは音楽をよく表現している。世界トップの表現、しかしいつもほどではなかったか…？
技術点93.59、演技構成点92.02、減点1.00、フリー得点184.61、SPとの合計295.17、2位。

・金博洋（中国）
黒。ドラゴン・レーシング。
4Lz(stepout)、4S、3A+1Lo+3S、StSq3、4T、4T+2T、CCoSp3p4、3Lz+3T、3A、ChSq1(+0.50)、 3F、FCSp、CSSp4。
ジャンプは最初以外はほぼまとめた感。スピンは回転速く、ポジション変化スムーズ。ステップはスピード感。全体的にいい意味でのサーカス感。
技術点104.99、演技構成点76.14、フリー得点181.13、SPとの合計270.99、3位。

・ハビエル・フェルナンデス（スペイン）
水色シャツ、黒パンツ。野郎どもと女たち。
4T、4S+3T、3A+2T、StSq4、CSSp3、4S、3F+1Lo+3S、3A、3Lz、ChSq1(+2.00)、3Lo、CCoSp3p4、FCCoSp3p4。
ジャンプはきっちりまとめてきました。スピンは回転速く、ポジション明確。ステップは音楽をよく表現。完璧と言っていい内容。本当に靴のトラブル合ったの？(笑)
技術点118.05、演技構成点98.36、フリー得点216.41、SPとの合計314.93、1位。

・宇野昌磨(日本)
緑。トゥーランドット。
4T、2A+1Lo+3F、3Lz、StSq4、CSSp4、FCSp4、3Lo、3S、4T+REP(fall)、3A、3A+3T、ChSq1(+1.40)、CCoSp3p4。
ジャンプは終盤1つ転倒もアグレッシヴな構成。スピンは回転速く、姿勢柔軟。ステップは音楽をよく表現。全体的に攻めの演技。強い気持ちが伝わりました。
技術点87.93、演技構成点86.58、減点1.00、フリー得点173.51、SPとの合計264.25、7位。

・パトリック・チャン(カナダ)
黒。ショパンメドレー。
3T、3A、4T+3T、StSq4、CCSp4、1A+2T、3Lz+2T+2Lo、3Lo、3S、FSSp3、2F、ChSq1(+ 1.07)、CCoSp3p4
ジャンプは所々乱れたのが残念。スピンは回転速く、ポジション変化スムーズ。ステップはやはりの貫禄。いつもほどじゃないにしても終始流れる演技。
技術点 79.31、演技構成点92.60、フリー得点171.91、SPとの合計266.75、5位。


祝！日本3枠奪還！~＼(^-^)／ﾊﾞﾝｻﾞｰｲ.／（　）＼ﾓﾋﾄﾂ＼(^o^)／ﾊﾞﾝｻﾞｰｲ
羽生君もしょーま君もよく頑張ってくれました。普段選手に結果を求めない僕が、今回は3枠確保を求めていた。3人出せればその分多くの選手にチャンスが広がる。その結果が出てよかったです。2人の演技自体はこれ以上コメントはしません。3枠奪還の事実だけで十分。何しろ来年3人出せるのは日本だけ！
さてハビエルは強かった。完璧というものがまず見られないのがフィギュアスケートですが、それが見られたのが今回のハビエル。文句なしのチャンピオンです。
テクニカルな面では博洋君もすごかったですが、正直表現面はまだまだかな…。上記でサーカス感と書いたのはそれもあります。


さあ次はペア。ただしこのカテゴリだけは時間の都合で上位4組に絞ります。