１８春アニメ最終回その４

○デュラララ結☆☆☆☆
まさかこんなに綺麗に終わるとは思わなかった。
カラーギャングとヤクザとデュラハンと妖刀とオタク界隈が同一平面上で語られ、これでもかってくらい異常なキャラで埋め尽くし、異様な展開重ねながら誰も死なないという優しい世界ｗ
これって三題咄みたくストーリーがあってキャラを配置してるんじゃなくて、キャラありきでどう空いたスペースに押しこむかという作り方をしてるんじゃなかろうか。
このキャラ要るのかってってのもどこかで使われるからすごい。
三十題咄か、駒が百個ある将棋みたい。
よっぽど作者はかしこなんだな。
問題はルールがわからないので初見ではとっつきにくいところ。
こんなややこしいアニメが５年も掛けて完結した事自体が奇跡。
幸せな作品。

○亜人☆
フルCGも少しは慣れましたが、この作品はあまりにも動きが硬い。
モブやロングショット時にロトスコープ的なモーションキャプチャーを多用してますが、こういうのはリアルだけど、なら実写でいいじゃんと思ってしまう。
映画版を切り貼りしてるせいか切りどころが悪いし、テンポも悪い。
原作が面白いだけにこの作り方は残念。
売れないだろうな。

○ブブキブランキ☆☆
こっちのCGはややバージョンアップで表情が細やかにはなっているのですが、やはり日常動作がギクシャクしてる。
まあ作風には合ってるのでこれでいいと思うのですが、どうも脚本が悪い。
ストーリーの本質が見えてこない。
どうもDG的に作りやすい絵とか作りたい絵だけど羅列してる感じ。
最初面白そうに見えただけに残念。
二期ありだけど売れそうに思えない。

○大家さんは思春期☆☆
絵は可愛いんだけどあまりに短すぎ。
せめて本編３分以上はほしいところ。