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2016年03月23日21:17

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28年目のMAGICIANが説く

■安保法施行日の閣議決定に抗議、市民団体が声明
(朝日新聞デジタル - 03月22日 19:34)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3910105


皆さんは「戦争」という単語を聞いて何を最初に思い浮かべるでしょうか?



第一次、第二次世界大戦、日清戦争、日露戦争、太平洋戦争、朝鮮戦争、湾岸戦争、ベトナム戦争、イラク戦争等など戦争と言っても挙げればきりがありません。また紛争という言葉も交えれば途方も無い数になるでしょう。



何故戦争が起きたかを考えた方は居るだろうか?


人は古代以前から現在に至るまで様々な戦争をしてきた。その多くが縄張り争いであったり、宗教的対立であったりします。


国、宗教、体制、人種などそれぞれが争いの火種を産み、火種は「戦争」という大火へとなっていきます。


日本は太平洋戦争以後、戦争らしい戦争を知らぬまま今日までの歴史を築き上げてきました。


かつて昭和天皇が玉音放送にて国民にこう呼びかけました。


「朕ハ茲ニ國體ヲ護持シ得テ忠良ナル爾臣民ノ赤誠ニ信倚シ常ニ爾臣民ト共ニ在リ若シ夫レ情ノ激スル所濫ニ事端ヲ滋クシ或ハ同胞排擠互ニ時局ヲ亂リ爲ニ大道ヲ誤リ信義ヲ世界ニ失フカ如キハ朕最モ之ヲ戒ム宜シク擧國一家子孫相傳ヘ確ク神州ノ不滅ヲ信シ任重クシテ道遠キヲ念ヒ總力ヲ將來ノ建設ニ傾ケ道義ヲ篤クシ志操ヲ鞏クシ誓テ國體ノ精華ヲ發揚シ世界ノ進運ニ後レサラムコトヲ期スヘシ爾臣民其レ克ク朕カ意ヲ體セヨ 」


(訳)「私は、ここに国としての形を維持し得れば、善良なあなたがた国民の真心を拠所として、常にあなたがた国民と共に過ごすことができる。もしだれかが感情の高ぶりからむやみやたらに事件を起したり、あるいは仲間を陥れたりして互いに時勢の成り行きを混乱させ、そのために進むべき正しい道を誤って世界の国々から信頼を失うようなことは、私が最も強く警戒するところである。ぜひとも国を挙げて一家の子孫にまで語り伝え、誇るべき自国の不滅を確信し、責任は重くかつ復興への道のりは遠いことを覚悟し、総力を将来の建設に傾け、正しい道を常に忘れずその心を堅持し、誓って国のあるべき姿の真髄を発揚し、世界の流れに遅れを取らぬよう決意しなければならない。 あなたがた国民は、これら私の意をよく理解して行動せよ。 」


これが日本が戦後70年間戦争らしい戦争をしてこなかった真の理由なのではないかと私は思う。


戦争という目的が無くなった人々は、それまでの力を全て、未来を切り開くことに注力するとともに、多くの犠牲者のためにも心を強く持ち、今日までの歴史を積み上げてきたのではないだろうか?



日本には戦争をしたがる人は一人もいないと私は思う。安保法案賛成派も反対派も等しく日本の平和を望んでいると願いたい。



私は「私たちの戦後は終わらないのだな」と強く思う。



ならば我々は従来通り、将来の建設に注力すべきなのではないか?という結論に私は至った。
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