映画「里見八犬伝」

薬師丸ひろ子と真田広之のＷ主演。当たり前のように千葉真一も出てきます。まぁ、出てきて当たり前。

崖っぷちに建つ天守閣。すでに落城済みで里見の城とだけあって、細かい説明はありません。
軍を率いるのは夏木マリこと玉梓の怨霊。
封印を割って城の地下に行軍していきます。天守は飾り。彼らが用があるのは地下の大神殿。
大神殿のデザインは南洋や縄文の巨石文明をモチーフにしていて、そこに甲冑の兵隊達やきらびやかな衣装を着た怨霊達が居並ぶ様は壮観。
復活成就と里見家の根絶やしを祈願する一同。エイエイオー！

姫を助けるのは、
山伏姿の千葉真一・犬山道節と短筒を持つ寺田農・犬村大角。
仇同士の京本政樹・犬塚信乃と志穂美悦子・犬坂毛野。
地底人の洞窟で犬田小文吾と犬川荘助。
真田広之・犬江親兵衛を大神殿から助け出すギャバンの人・犬飼現八。
以上、みんな合わせて八犬士。
なんやかんやあって集まった八犬士達。直後、志津姫がさらわれ大神殿に向かう八犬士達。
「ここは任せて先に行け」的なシチュエーションの連発で最終的に真田広之だけが夏木マリと対峙。
松坂慶子からもらった光の弓矢で怨霊の御霊様を射抜いて大爆発。ドカーン
その後、
死んだ七犬士達に「行け行けー！」と励まされて、姫と親兵衛の二人は馬に乗って駆け出すのであった。メデタシメデタシ

まぁその、、、なんだろう。
原作なにそれ？食べたことない。ソレって食べ物のことだよね？ね？
とか、そんな感じのお話。今上映したら原作厨で大炎上まちがいなし。
もし誰も抗議しないとしたら、誰も原作を読んだことがないからだろう。
！うん、それだ。
誰もちゃんと読まない原作を映像化したら誰も文句を言いようがない。シメシメ