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2016年03月12日22:05

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映像鑑賞日記「映画 プリパラ み〜んなあこがれ♪レッツゴー☆プリパリ」

先に注意を・・・、この日記はネタバレもふんだんに書いているため、これから見ようと思われてる方はご注意を・・・・

今日から公開なので、早速見てきた。
映画の感想は一言で言うとプリパラらしい、シュールな感じのカオス振りでプリパラが好きな人なら間違いなく楽しめる物になっていたと思う。
それでいて、TV版以上にスケールが大きな物になっているため映画ならでは豪華さも感じられたのも特徴的だ。

ストーリーは、プリパラの総本山であるフランスのパリにある“プリパリ”からキラキラがなくなり、丁度そこに出向いていたファルルも消滅の危機に・・・。
また、プリパリ自体が消滅してしまうと各地のプリパラもなくなり、アイドルも強制的に引退。
その危機に、らあら達が各地のプリパラに赴きキラキラ(=イイネ)を集め、プリパリとファルルにキラキラを与える必要が・・・。
どうにかこうにかしてキラキラを集めたらあら達は、プリパリに向かう。
現地に到着したときにめが兄(プリパリにいるめが兄)にプリパリ消滅に陥った真相が語られる。
それは・・・・・、プリパリにて再会した校長とその校長の姉(CV:デヴィ夫人)。朝食には何のパンを食べるかと言うくだらない姉妹ゲンカが原因で、その闇がプリパリを侵食したのだと・・・・・。(まあ、プリパラらしい馬鹿らしさなのだが・・・)
果たして、らあら達はファルルとプリパラの未来を救う事が出来るのか!?
と言った感じの物。
大きくなったガァルルが出てきてるところからして、恐らくはシーズン2と今度放送するシーズン3の間の時系列なのだろう(ラストにシーズン3に登場のアイドルも顔見世程度で登場する)
馬鹿らしいストーリー展開をしつつも、女児物の王道の友情物はしっかりと守ってる言ったいつものノリなので、やはり安心して楽しむ事が出来と思う。


個人的に見所だったのは、タイムボカンシリーズやガンダムなどの多くのサンライズアニメにてメカデザインを担当した大河原邦夫がメカデザインを担当したこと。
最初、何故に女児向けアニメに大河原氏のような大御所をワザワザ呼ぶのかと思ったのだが、流石は大河原邦夫!
作品のコンセプトを見事に再現したシュールなメカをデザインしてくれた。
まるで、タイムボカンシリーズみたいな雰囲気を醸し出していて、見ていて逆に懐かしさも感じた。
少しあのビークル類の模型が欲しいと思ったりした・・・(苦笑)

それに、タツノコプロが製作しているためか、序盤に多くのタツノコ作品のパロディーシーンが流れて思わずクスっとした。
キャシャーンのOPしかり、マッハ号(これも大河原デザイン)に似せた車、ボヤッキーのいつもの台詞などなど・・・・。
その内、プリパラメンバーがタツノコヒーローのコスプレをする日も近いのではないか?とも思ったりしたが、プリパラならやりかねないかもしれない(苦笑)


因みに、今回一番不満だったのが、その公開形式。
週代わりで映画中盤のルートが変わると言うものだが、1週目がふわりとあじみのコンビ、2週目がひびき、3週目がちゃん子と定子のコンビでストーリーが展開されると言った物。
筆者は初日なので、1週目のふわりとあじみなのだが、おそらくこの2人はメインでストーリーにも深く関わってるので、こちらがメインなのだろう・・・。
つまりは映画を3回見ないと完全に作品を見た事にならないと言う訳だ。(但し、映画の内容は1回だけでも充分に理解出来る)
タイバニみたいな本編前に始まるショートアニメやラブライブのような特典商法ならまだ解らなくもないが(それでも充分に阿漕ではあるが)、卑しくも本編映像でこの仕掛けをしているのだから分が悪い・・・。
特にひびきは1週目には登場せず、彼女の活躍を見たいのであれば2週目を見なければいけないと訳だ。
いくらカオスアニメと言われようがプリパラは子ども向けアニメ。
子供向けでこういう商法はいかがな物かと・・・・、首を傾げてしまう・・・。
まあ、DVDには全種類収録されるだろうから、それで見ようとは思うが、興行主はもう少し考えて貰いたいものだ。

それと、ひびきルートを2週目に持ってきたのは、やはりTVとの兼ね合いか?(まだ、ひびきとの決着が描かれていないしね)


否定的な事も書いたが、作品自体は面白くプリパラファンなら楽しめる事請け合いの作風だったのは確か。
上映時間も60分と短く見やすいと言うのもポイントかな?
ファンは是非、見て貰いたい。
大河原邦夫のファンも是非ね!(笑)
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