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2016年03月09日21:52

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ジョージ・マーティンのこと

るんるん…「IN MY LIFE」/GEORGE MARTIN


ジョージ・マーティンがお亡くなりになりました。

第一報がリンゴ・スターのtwitterとのこと。

リンゴ・スターのつぶやきが、最初、というのは感慨深い感があります。

ジョージ・マーティンという人は、「5人目のビートルズ」とも言われた、THE BEATLESのプロデューサーとして有名なんだけど、THE BEATLESとの仕事以前にそれなりに実績のあった人だったみたいです。

THE BEATLESがジョージ・マーティンのプロデュースのもと、レコーディングした際、マーティンはドラマーとしてアンディ・ホワイトに参加を依頼していて、その時に新加入だったリンゴ・スターがレコーディングに参加させてもらえなかった、というのは有名な話で、リンゴはこの話を根に持っていた、なんて因縁があったりします。

もちろん、後々には笑い話として語り継がれていくわけだけど、そのリンゴと、マーティンのつながり、今回の訃報、やはり感慨深いものを感じずにはいられません。

マーティンが素晴らしかったのは、THE BEATLESのデビュー曲として“Love Me Do”を選び、レコーディングし、発売にこぎつけたことではないでしょうか。

当時、オリジナル曲をいきなりシングルとして発売することは定説から外れたことだったようで、いわば冒険をしたわけですから、その勇気と、当時のTHE BEATLESの才能をいち早く見抜いていた感性は、特筆するものがあると思います。

その後のTHE BEATLESの成功は説明するまでもないわけですが、「LET IT BE」の現在までの評価の低さというのは、作品の完成度云々のほかに、マーティンではなく、フィル・スペクターのプロデュース、という触れ込みも影響しているような気がします。

こういうところに、THE BEATLESファンの間での、マーティン人気みたいなものを感じるのですが、どうなんでしょうね。

「LET IT BE」じたいはアルバムタイトルトラックをはじめ“Across The Universe”、“The Long And Winding Road”などとても素晴らしい曲が収録されているとは思いますが。

ジョージ・マーティンというとTHE BEATLES解散後は、エルトン・ジョンの“Candle In The Wind”や、CHEAP TRICKの力作「ALL SHOCK UP」のプロデュースなどの仕事が有名だと思いますが、個人的にはコンピレーションアルバム「IN MY LIFE」を世に出したこと、が素晴らしいと思います。

参加アーティストの豪華さは、さすがジョージ・マーティン。

特にジェフ・ベックの“A Day In The Life”は、世紀の名演、といっても過言ではないと思います。

こうやって思い返してみると、とても偉大な音楽家だったと思います。

心より、ご冥福をお祈りいたします。


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