崇洋媚外

今日の中国語の授業で、「崇洋媚外」と言う成語を教わりました。
意味は文字通り「外国の事物を崇拝し外国にこびる。」

かっての日本がそうでした。
日本製品は「安かろう悪かろう」で外国の製品を珍重していた時期、長かったですよね？
と言っても、現代の若者は知らない話・・。
最近の日本の物事を礼讃するTV番組の氾濫を見ていると、時代の変化を感じます。
老師にその事を話すと意外そうな顔をしていました。

話は変わりますが、先日買った中国語の課本の中の地図。
おかしな処を見つけました。
韓国の首都が「漢城」になっている？
韓国に行った時見たソウルの漢字表記は「首尔」だったはず？
老師に聞くと、「地図が古いんじゃないの」一言でした。
調べてみると、以前はソウルを漢城・漢陽・京城・京都などと呼んでいたらしい？
2005年1月に「ソウル」の中国語表記を「首爾 / 首尓」とすることを発表したんだそうです？
割と最近ですね。

ところで、ソウルと北朝鮮国境との距離は約４０kmしかありません。
最近の北朝鮮の陸戦兵器（特にミサイル）の充実ぶりを見ると。
いざ戦争となれば、ソウルが即火の海となるのは明らかです。
実際、朝鮮戦争の時、開戦三日でソウルは陥落しています。
この距離では、防御対策なんて立てようがありませんよね？
ソウル市民の危機意識はどうなっているんでしょうか？

これも調べると、盧武鉉大統領時代に新しい世宗に首都を建設しようとしたが2004年10月に出された憲法裁判所の首都移転違憲判決によって遷都計画は頓挫・・。
その後、2012年世宗特別自治市が発足することを定めており、国務総理室、中央行政機関の9部2処2庁等が移転する予定だそうです？
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一応、遷都の計画はあるみたいですけどいざと言うときに間に合うのかな？