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2016年03月02日00:00

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誰も教えてくれない葬儀とお金の話し #13

またやらかしてしまいました。
「明日に続きます」といって続かないパターン。
そして「最終回」といって最終回じゃないパターンです。
ごめんなさい、あと二回続きます。次回が最終回です。

・なかなか進まない
そう!なかなか進まないんです!
今回のケースは一つの金融機関、たった4人の相続人という簡単なケースなのに遅々として進みません。
相続の手続きを行って、現金が払い戻し出来るようになるまで、1ヶ月くらいかかります。
私が立て替えた現金もまだ回収出来てません。
いや、急がないんだけどね。
とにかく、ちょっと落ち着いたら、すぐに相続の手続きを行いましょう。
その際、印鑑証明やら戸籍謄本やら必要になります。その準備もしておきましょう。

・けっきょくこれだけかかりました
さて、今回のレポートのキモです。
祖母の葬儀にかかった費用を全部まとめてみました。
当たり障りない範囲で書きだします。

まず前提として、喪主の伯母は斎場の会員になりました。
色々な冠婚葬祭会場が似たようなシステムを作ってます。
注意として、入会金がいくらか、会費がいくらか、割引はいくらかです。
今回は入会金が1万円、会費は無しでした。肝心の割引はけっこう大きかったです。
会場使用料が半額近くになってました。
はっきり言ってこの会員は「囲い込み」です。会員なんだからまた使おうと思ってもらえれば成功ってヤツ。
中には相互扶助をうたっておきながら、会費が結構かかるものもありますから、内容はしっかり確認した方が良いですね。
使うんなら良いんですけど、使わないと思ったらスパッと退会するのも手です。
今回は十分に元を取りました。葬儀会社の方の対応も良かったので、ぜひともまたお世話になろうと思います。

それと、もう一つ。
妹が葬儀会社の人と知り合いだったのです。これは大きな要因でした。
本当かどうか(リップサービスかどうか)解りませんが、祭壇やら花やらをグレードアップしてくれたそうです。
ホテルの部屋でもあるまいし、葬儀のグレードアップなんて聞いた事はありませんが、価格の割に納得のいく葬儀だったのは確かです。
ま、これはこれとしても、値段なんて有って無いような葬儀のお金を明朗会計でやってくれたという事は、非常にありがたいことです。
どうしても、葬儀会社に「お任せします」って言っちゃうからね。その時にぼったくらないで、良心的な価格でやってくれるのは心強い事でした。

という訳でかかったお金
僧侶へ60万(院号代30万、お布施20万、本尊灯明料10万)
斎場使用料二日で13万、祭壇で22万、葬儀付帯品が13万、霊柩車9万、人件費が9万。
あとは実費。通夜等の飲食費9万、貸し布団3万、香典返し4万。
僧侶と葬儀会社への支払いは計145万程でした、
それと供物だの事務経費、回送品と心遣いなど細々としたもの。
トータルで約150万でした。

入って来たお金は純粋に香典、これは約70万でした。
差し引きすると80万がかかったという事になります。

どうです?意外とかからなかった?それとも高いと感じたでしょうか。
私は正直、安いと思いました。
無駄を省き、削れるところは削った結果です。
以前、もっとかかったと聞いた事があり、結構ビビッて追加資金の準備もしてたのですが杞憂に終わりました。
費用に見合った、いい法要だったと思います。
しかし、最小限に抑えてもこれくらいはかかるものなんですね。

最終的にこの80万は祖母の貯金から差し引いて、残額を相続という事になります。
赤字にならなかっただけ、そして自分の葬儀費用を残して逝ったあたり、祖母は立派だったと思います。
遺族にお金の心配をさせず、あっという間の昇天。私の理想でもあります。
いつになるかわかりませんが、私も祖母を見習いたいですね。


次回、まとめで最終回です。
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