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2016年02月26日15:45

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意外に弱い日本の中間技術?

■プロの仕事をセミプロが奪う! サラリーマンが副業でカメラマンやコンサルタントに
(キャリコネ - 02月26日 10:41)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=210&from=diary&id=3870344


中間技術というのが説明するのはアレだけど。
要するに、大量生産品でもなく、最先端技術でもないという部分。
例えば、スーパーコンピューターとか天体の観測とか超難度手術などは、
日本はアドバンテージがあると思う。
逆に、車などの普及品も一定の競争力があるし、
ユニクロの衣類なども、さすがに値段では勝てないが、中国が死ねば国内でもできる。

ところが、中間に当たるものが、どうも不自由なのだ。
例えば、あなたがカバンに興味を持ち、自分でデザインしたカバンを作ろうと思う。
あなたが用意できるのはせいぜい数百万円なので、
1個あたり3万円で売ろうと思うと、その半分くらいで100個作らねばならない。

というような形になった時、日本ではまず作れない。
作れるが、中国製で5000円くらいのものと同レベルのものを数万円かけて作るというような、
無意味な方向性になってしまう。
しかし、高付加価値に舵を切ろうにも、誰もカバンからプラズマクラスターの噴出を期待はしないわけだし、それは駆け出しの個人には無理なわけだ。
これが、中国では案外作れる。企業が柔軟で貪欲なのだ。
しかも安いから、売れる売れないはともかく、日本で100個しかできないような予算で
500個できてしまい、しかも日用品としては問題にならないレベルには達している。

先進国ゆえに仕方がない部分もあるのだが、どうも日本の例では厳しい。
例えば電子回路。
日本では初期開発費150万円+1個あたり4000円と言われるものが、
中国に話を持っていくと1個2500円の初期費用なしでできてしまう。
日本が素晴らしい技術を持ち、素敵な設計をしているわけではない。
初期設計なんか中国やトルコ、ブルガリアあたりに丸投げしているのだ。
どうも、日本のこういう産業構造が、
日本人特有の安定志向もあって、日本の生産効率を落としている気がする。

最近、海外のメーカーがamazon Japanで直売をし、しかも安いという例が増えている。
私は卸もしているので、小売店のためにメーカーに抗議をするのだが、
メーカーからは不思議がられる。
「私たちの卸値であれば、あなたは十分に利益を得られるはずだ」
その通り。私の顧客の小売店が苦しいのは、自分たちで輸入をしないからなのだ。
その理由は、在庫を抱えるリスクを嫌い(海外からの仕入れはどうしても大掛かり)、
また諸外国に対する根拠のない優越感がある。
今、ほとんどの中国国際企業は、日本の大企業よりもよほどレスポンスが良く、手早く、
ミスも少ない。少なくとも、私の取引相手の中では。
最悪なのはアメリカ人。レスポンスは遅いわ雑だわで発注する気にならん・・・。
もちろんこれにも理由があって、アメリカのGDPつまり売り上げは世界の半分を占める。
極東の島国にチマチマ売らなくても、もっと言えば輸出など面倒臭いことをしなくても、
いくらでも売り上げが上がるわけだ。ゆえに、アメリカの中小企業は輸出などしたがらない。

日本は投資も安定志向で、投資効率が諸外国と比較して著しく悪い。利益率でほぼ半分以下だ。
利益率で半分という効率は、絶望的な差と言っていい。
経済力とは相対的なものなので、ハイリスクハイリターンで邁進する者相手では、
いくら堅実な利益を上げても、相対的に苦しいのは日本のGDP成長率が示す通りだ。
まあ、ゆえに「日本円は安全資産」でもあるのだけどね。



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