mixiユーザー(id:18441979)

2016年02月24日19:54

610 view

小保方さんの『あの日』を読みました。

 専門用語や略称が炸裂! 何度も意味不明になり,読み進めるのがたいへんでした。
 CDBのPIって何だっけ? Oct4陽性がSTAP現象になるんだっけ? スフェアとは??? とくに前半は研究内容の説明が多いので分からないことがいっぱいありました。やむを得ないのかもしれませんが,素人(一般読者)向けに出した本ならもう少し分かりやすい内容にしてほしかったと思いました。
 分からなかった部分は独断で無視することにして感想を述べます。

 前半は自慢話。若年ながら多くの先輩研究者から期待された様子が描かれます。
<以下引用>
P81
 バカンティ先生からのお気持ちもありがたく,若山先生にありのままにメールで報告をした。若山先生からは,「いままで見た学生の中で一番優秀な小保方さんが僕のラボに参加してくれると思って楽しみにしていた僕のほうはがっかりです。せめて,少しでも長く僕のところで実験できるような,言い訳を考えましょう」と,温かいお返事をいただいた。
<以上引用>

 後半は若山先生批判です。研究は若山先生が主導だったのにどうして,という思いが綿々とつづられます。
<以下引用>
P201
 若山先生が作った細胞を,若山先生ご自身が調べて「おかしい」と言っている異常な事態に,同じ分野の研究者だけでなく報道機関の誰も疑問を持たない。それは,社会風潮の中で誰が悪人で誰が善人であるかの構図が,すでに作り上げられてしまっていたことを証明していた。
<以上引用>

 小保方さんは若山照彦山梨大教授を完璧に敵対視しています。悪いのは私ではない,若山教授はずるい,という主張です。一方的な主張ですからどっちの悪が真実かは分かりません。
0 1

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する