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2016年02月22日16:23

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北九州マラソン2016

北九州マラソン2016を走りました。

いつも2月は季節もいいので目ぼしいレースに複数エントリーするのですが、今年は北九州以外全て落選したため、ここに出走を決めました。旅ランとなりますが、かねてよりコースや運営についてとても評判のいいこの大会、とても楽しみにしていました。

一方、私は去年加古川マラソンで念願のサブスリーを達成後、正直目標を失った感が続いていました。それでもまだレースがあるので、年明け以降とにかくいつも通り走りだしましたが、何故か走れない。体が重い。息が続かず長い距離を走り切れない・・。ちょっとしたスランプに陥りました。
気が緩んで蓄積した疲労がどっと来たのでしょうか。走るのが辛い。それでもそれなりに無理やり準備し、調整し、北九州に向かいました。

北九州マラソンは小倉城付近よりスタートし、市内をぐるりと巡った後、後半は海沿いの道を門司港まで往復するコース。
前日受付会場兼フィニッシュ会場はJR小倉駅から僅か徒歩5分程度、しかも屋根付きの動く歩道で直結。土曜は小雨でしたが、濡れることなく新幹線を降りてすぐ会場に到着しました。物凄いアクセスの良さ。感心。
この大会はフル参加が1万人程度のため、他の大規模な大都市マラソンと比べるとこじんまりですが、その割にボランティアの数がとても多く感じました。また皆さんとても応対が丁寧。街を挙げてのイベントであることが伺えます。

当日は雨も止み、天気は快晴。しかし気温は低く風も強い、心配なコンディションでした。

午前9時スタート。最前列から4〜5列目からのスタートとなり、これまでで最前のスタートとなりました。しかし、やはり心配していた通り、序盤から体が重い。5キロも行かないうちに息が苦しくなり、ズルズルと後退。その後膨大な数のランナーに抜かされていきました。風も強く、時折突風のように急な向かい風に対峙する場面もあり、リズムもペースも安定しません。

沿道の応援はとても熱く、見知らぬ子供も大人も、大きな声で頑張れ頑張れと励まし続けてくれます。嬉しい、でも自分自身に全く余裕がないため、それに応えることもできず、黙々と苦しみに耐え続けます。

ハーフ通過時点で前走の加古川の時に比べて3分以上の遅れ。この時点でサブスリーは完全に諦めました。

後半の海沿いの道、予想通り風が強まりました。風が前から後ろから横からと気まぐれに襲ってきます。風は冷たく、体感温度はとても低くなり、お腹を冷やしたのか、初めて途中でトイレ(大)に行きたくなりました。何とか我慢できましたが。

後半でも体は重く呼吸は苦しいまま、トイレを理由に一旦ストップしようかと本気で悩みましたが、意地のみで何とか走り続けました。

今回は脚の痙攣はしませんでしたが、苦し過ぎてラストスパートも全くできず、ラスト2.195キロだけでも前走から1分近く遅いタイムでした。

グロスタイム 3時間7分41秒

前走の自分から最終的に2キロ離されたことになります。不甲斐ないですが、今回は止まらず完走できたことが何よりの成果と思います。

運営面やボランティアスタッフ、沿道の応援の温かさも考えると最高レベルのいい大会と思います。またもし走る機会を得ることができたら、自分自身が大会に見合ういい走りをしないといけませんね。今回は反省しきり。

また、前日に観光で訪れた門司港レトロ、大正ロマンでノスタルジックな街並みは素晴らしかった。ここで食べた焼きカレーと焼き芋は絶品の一言。小倉駅南の飲食街、そこで食べた揚子江の豚まん、シロヤベーカリーのサニーパン、平塚の明太子、旨かった。北九州はとてもいいところでした。あ、もしかして食い過ぎで体が重かったのか?

次走は3月6日の静岡マラソン。また海沿いを走るので、また風との闘いでしょうか。
今回、また少し左膝を故障したのですが、何とか治して臨もうと思います。
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